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2009年02月28日
正反対の仕事。
昨晩、テレビを見ているとダメージジーンズの作り方なるものを放送していたんですね。
ダメージジーンズ、ここ最近クリーニングにも出てきております。
最初見たときはびっくりしましてね。
痛んでいる、と。
で、それが意図的につけられたものなのか、本当に痛んでいるのか、最初のころは微妙な製品が多かったんです。
今では、意図的にダメージを与えられているものは分かります。
で、見ていて、やっぱりこっちはびくびくするんですよ。
だって、本当にジーンズをいためているんですから。
私たちの仕事は、汚れを落とし、なるべく状態を維持するのが仕事です。
傷みやすい商品も、気を使いながら仕事をしています。
しかし、今テレビでやっているのは、ジーンズを痛めつけている・・・。
やすりでこすってみたり、引っかいて穴を開けてみたり。
それやったらそうなるでしょう?ってなことを思う存分やっています。
極めつけは、ストーンウォッシュといって、軽石と一緒にジーンズを洗い、色を褪せさせているんです。
私たちの仕事とまるで正反対。
そんな痛んでいるダメージジーンズでも、私たちが洗うときは、それ以上痛まないように気をつけながら洗うんですからそれもまた不思議なものです。
最近はテレビで製造工程を見せてくれるので、非常に勉強になります。
投稿者 boribori : 2009年02月28日 17:19
コメント
いゃーケミカルウォッシュも復活するみたい。。。
でも、それを洗いこなせるのがプロだろう。。。
投稿者 さぼり : 2009年02月28日 23:58
さぼりさん、まいど。
確かにねえ。
クリーニング屋のプロの定義がだんだん難しくなってきました。
一定の生産が出来ない業種だけに、一つ一つに対応することが求められるわけなんですが、実際はというと微妙なところです。
また、価格が低いお店もお客様からすると必要なわけですからね。
でも、こういった商品が出回るということは、それに対して何らかの対策を取って欲しいですね。
でないと、クリーニング屋さんを信用できないお客様が増えちゃいます。
投稿者 boribori : 2009年03月01日 01:03