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2008年12月14日

涙腺、緩んでるのかなあ。

ここ最近、ちょくちょく泣いています。
若い頃に比べて(今でも若いはずなのですが笑)、ちょっとした事でぽろっといくんですね。

先日、築地魚河岸三代目という漫画を全巻借りました。

時間があるときにちょくちょく読んでいるんですが、一話毎にぽろぽろと涙が出てくるんですよ。
どこに涙が出てくるのか、いまいち分からないんですが、なぜか涙があふれてくる。
脱サラした三代目の奮闘記なんですけどね、それだけでなく人情といいますか、何か心に響いているんだと思うんです。

どこに涙が出てくるのかな?とよく考えてみると、人のやさしさなんじゃないだろうか、と思いましてね。
ただやさしいというのではなく、人の気持ちがわかる、伝わっているということに、感激しているのかなあと思います。

逆に言うと、現実世界でなかなかそういう事が少なくなってきているのかもしれません。

ここ数年、気になっていることのひとつに、人の仕事を簡単に見ている人の多いことがあります。
クリーニングがどうこうというわけではなく、仕事に対して、その大変さが分からない人が多いんですね。
それくらい簡単でしょ、とか、たいした仕事じゃないでしょ、なんていう会話、よく見かけます。

仕事に簡単なものなんてあるはずないでしょ、といいたい。
どんな仕事でも、やればどれも大変です。
頭を使ったり、体を使ったり、神経をすり減らしたり、仕事によって違いはあると思いますが、見ているほど簡単ではないんですよね。

それがどうも分からない人が増えている気がしています。

思いやりというのかなあ、そういうものが最近少なくなっているので、余計漫画の世界に感動したのかもしれません。
ああ、こういう仕事したいなあと思いましたもの。

喜んでもらえる、そういう仕事がしたいなあと思いますよね。

感謝されたいだけとは違うんですよ、なんというか、いっぺんの曇りもなく精一杯やりたいんですよね。
最近は、喜んでもらえなかったらどうしよう?意にそぐわなかったらどうしよう?なんて不安がどこかにありますから、精一杯やっているようで、どこか不安に駆られながら仕事をやることがあります。

まだ半分しか読んでないんです。
これからもっと泣くんだろうなあ。
いい漫画ですよ。

投稿者 boribori : 2008年12月14日 23:09

コメント

築地魚河岸三代目。好きなマンガのひとつです。
涙があふれてくるってとこまではいきませんでしたが、読んでてじわーっとくるお話が多いですね。

マンガって読んでいる時は感動していても2回は読む気にならないのと、何度も何度も読み返したくなるのとがあります。
私にとって「築地」は後者の方。
最初、森下の飲み屋兼定食屋さんに10巻ほど置いてあったのを何回か通って読んでそれから未読分を調達。結局、前の部分も「まんだらけ」(美品・少々高め)や「いとう」(まんだらけより割安)を探し回って捕獲しました。
工藤さんも結構探し回ったみたいですが、分倍河原店にあった在庫は私が頂いてしまいました。確かにその後は棚では見かけなかったかも m(__)m

多分、借りてるだけじゃ我慢できなくなって、また探し回る可能性の高いコミックだと思います。(マンガ地獄の第一歩)

※「味いちもんめ」(新、独立編と新しいシリーズが続いているんですが、一番最初のシリーズ)ってのも結構面白いですよ。と悪魔のささやき...

投稿者 ぬま : 2008年12月15日 06:38

ぬまさん、まいどです。

確かに何回も読み返したくなる漫画かも。
一度読んだ位じゃ、魚の話なんかは覚えきれないですもんね。
うーん、買っちゃうのかなあ。
嫁さんが怖い・・・。

チョウさんにしろぬまさんにしろ、悪魔のささやきの上手な方が多すぎますね、私の周りは。
人から聞いた話は、とりあえず乗っておくのが私のスタンス。
買っちゃうのかな。

投稿者 boribori : 2008年12月16日 00:54

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