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2008年11月08日

職場体験。

数日前から、お隣さんのセブンイレブンさんにとても若い子がレジにたっているんです。
若いと書きましたが、若すぎる。
中学生のようです。

職場体験ってやつですね。

いつからこのような取り組みが始まったのか分かりませんが、少なくとも私が学生のころはこんなのなかったなあ。
見ていて、とても初々しく、新鮮さが目に付きます。

お手伝いと違って、きちんとした仕事ですから、注意もされるわけです。
レジ打つのも、おっかなびっくりだし。(笑)
ぎこちない手つきに、きっと今いろいろなことを感じているんだろうなあと思います。

普段当たり前にしていることが、実はいざやってみると難しいということはたくさんありますよね。
でも、それはやはり体験しないと分からなかったり、気づかなかったりするわけです。
そういう意味でも、職場体験っていいなあと思います。

京都の友達が以前書いていたブログに、やはり中学生の職場体験の話を書いていました。
受け入れるだけでなく、実際に実験をして見せて、クリーニングの原理を学ばせるといった姿勢に、すごいなあと思ったものです。

クリーニング屋さんはともすれば大変危険な劇薬も取り扱っています。
また、通常使っているものも劇薬とまでは言いませんが、扱い方を間違えると危険なものも多い。
そこにまったく知らない人を入れるのってすごい怖いことなんですよね。

この業界に入りたての頃。
まだ危険なんてことを微塵も感じていなかったときに、とても危険なことをしたことがあります。
灯油をボイラーのタンクへ移していたときに、誤って足に灯油をかけちゃったんです。
その時はどうせ臭いがするだけだろう、とたかをくくり、そのままほうって置いて仕事をしていたんですが、時間がたつにつれて足が痛くなってくる。
おかしいなあと見てみると赤く腫れ上がっているんですね。

今なら、かかってすぐに洗い流すんですが、当時の自分には知識もなく、軽く見ていたが故に起こった事故でした。

昔の人なら家の手伝いの延長でいろいろなことを体験し吸収したんでしょうが、僕らから下の世代はなかなかそういう体験にも恵まれないでいます。
危ないって身をもって知らないんですよね。

職場体験をしているお店にはのぼりが立っています。
周りの温かい目も必要ですね。

投稿者 boribori : 2008年11月08日 23:07

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