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2008年09月12日

東京都環境局の方がいらっしゃいました。

午後、作業着の急ぎがあったので、アイロンをかけにアイロンだの所へ来ると、母が誰かと話しています。
見ると、どうもお客様じゃなさそうです。

男の人二人でいらっしゃっていて、なにやら母に質問をしています。
どちらさんですか?と聞くと、東京都環境局の方、らしいんです。
当店の機械の配置状況や使用頻度などのご質問でした。

クリーニング屋さんにはこういった役所の方がお見えになることがあります。
保健所からもいらっしゃいますし、その都度質問にお答えし、指導を仰いだりするんですね。

今回は排水について。
クリーニング屋さんは洗剤も使いますし、ドライクリーニングの溶剤もあります。
中には、排水として出すのに基準値があるものもあるんですね。

当店の資料がかなり古く、再度聞きに来られたような感じでした。

働いている人数、機械の配置などを図で説明し、洗剤や溶剤の使用量の質問に来たところで、話がややこしくなりました。

と言うのも、一般のクリーニング屋さん、大手チェーン店のクリーニング屋さんなどでは、一回に洗剤どれくらい、ボタンを押してくださいとか、一回に何枚まで、とかあるんでしょうからお答えしやすいと思うんですね。
素人さんを使えば使うほど、マニュアル化していかないと仕事が出来ません。

でも、当店のようなクリーニング屋さんは簡単じゃあないんです。

雨が降れば洗うのをやめる事もありますし、気温の上昇でも辞めることもあります。
中には、今日は洗えないなといって、一切洗わない日も。
また、洗う量もその日に洗うもので千差万別。
一点で洗うことも珍しくありませんし、それを何回も繰り返す事もあります。

要は、型にはまらないんですよね。

向こうさんもこちらが説明すればするほど逆に困っているようで、難しいなあと感じました。
仕方なく、お互い話し合いの上、大体のところで記入して無事終了。

そこからはクリーニングをしている上での問題点や難しさなど、いろいろとお話をさせていただきました。
現場の話はきっと役に立つと思いますし、そういった話をしてくれるクリーニング屋さんも少ないでしょうしね。

少しは役に立ったかしら。

こうして一軒一軒回って話を聞くということは、東京都も環境に対して本腰を知れているという事。
仕事で使っているとはいえ、少しでも環境を守りたいのは私たちも一緒ですからね・・・。
出来る事からお手伝いしたいです。

帰り際に、ホームページを持っていて、ブログを書いてますといい、良かったらリンクを張ってくださいね、とちゃっかりお願いをした所、答えはノー。
と言うのも特定の業者さんをリンク張ってしまうと宣伝になってしまうんだそうです。
都の看板を背負っていると何かと難しいんだなあと思いました。
いろいろな事に気を使いながらのお仕事、お疲れ様です。

無事、お話も済みましたし、明日からまた頑張りましょう。

投稿者 boribori : 2008年09月12日 23:56

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