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2008年05月20日

外から見てはじめて分かるもの。

去年、クリーニング屋さんをやめた友達から電話がかかって着ました。
やめた後もこうして交流を図れるって良い関係ですよね。

やはりクリーニング業界のことが気になるようです。

忙しくなる時期、電話をもらい、今年の商況はどんな感じ?とか資材の値上げがあるとどれくらい上がった?何て話をしています。

先日もらった電話の内容は、結構衝撃的でした。
クリーニング屋さんをやめたので、今は一般の方と同じようにクリーニングを利用しています。
ところが、まともなクリーニング屋さんが一軒もないというんです。

ご自宅の周辺にはチェーン店含めクリーニング屋さんがかなりの数あります。
中には、クリーニング業団体の会長さんが営業されているお店も。
ところが、どこへ出してもまともな仕上がりをしてこないと言うんですね。

スーツを出しても、きちんと仕上がってこない、Yシャツもしわしわ。
結局、クリーニングから返ってきた商品を自宅で再度アイロン掛けをして、着ているそうなんですね。

そこでおっしゃっていたんですが、ここまでひどくなったのかなあと。
今までは自分のお店のことしか見ていなかったから、周りのクリーニング屋さんの仕事内容なんて気もしなかったというんです。
所が、いざ自分が消費者になってみると、まともなクリーニング屋さんを見つけるのが難しいとおっしゃいます。

クリーニング屋さん、大丈夫なのか?そう言われました。

クリーニング屋さんは個人事業主です。
ですので、どうしても業界とかそういうくくりに反応が薄いんですね。
厳しい時代ですし、自分たちの生活で手一杯だ、その気持ちも分からんでもない。
でも、お客様には、ひどいクリーニング屋さんも、丁寧なクリーニング屋さんも区別がつかないんです。
ひとくくりでクリーニング屋さん。

クリーニング屋さんの悪い噂が立てば、その影響は必ず出てしまいます。

まだ職人気質のところもあるんでしょうね、いい仕事をしていれば分かってくれるって思っている人もたくさんいますし。

昨日も書きましたが、修正のお問い合わせを頂くのが多いので、クリーニング屋さん不信をたくさん聞いています。
何とかしなきゃなあと思いますね。

投稿者 boribori : 2008年05月20日 23:43

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