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2008年04月29日
重いものも持つんです。
クリーニング屋さんにも、重労働があります。
重いものを持つ仕事があるんですね。
服を扱う仕事ですので、服はそんなに重くないのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
一着一着は軽いのですが、まとまるとかなりの重量になりますね。
服もまとまれば重いのですが、もっと思い、重要な作業があるんです。
それはドライクリーニング機のカートリッジフィルターの交換。
ドライクリーニングは、溶剤(洗う液体)を捨てることができないので、ろ過しながら使っています。
溶剤の中には、埃や汚れ、繊維くずなどが大量に含まれるので、それらをカートリッジフィルターで取り除いているんです。
また、カートリッジフィルターでは、いわゆる汚れも吸着してくれる働きがあります。
定期的に交換しないときちんとろ過してくれなくなり、洗っていてもきれいにならなくなってしまうのです。
カートリッジフィルターには機械の大きさによってサイズがいろいろあるのですが、どれもこれも非常に重たいんです・・・。
交換する前に、余分な溶剤を落としているとはいえ、それでもかなりの重量になります。
中には、交換の際にぎっくり腰になってしまう人も。
本当にえらい重労働なんですよ。
クリーニング屋さんにも高齢化の波が押し寄せてきています。
後継者がいなくて、カートリッジフィルターの交換が自分でできない業者さんが増えてきたようです。
そういう時はどうするか?
出入りの資材商、機材商さんが交換してくれているようですね。
おととしあたりまではそんなに聞きませんでしたが、ここ最近はよく耳にします。
こんなところからも、後継者不足を感じ取ったりするもんなんですよね。
当店も先日、カートリッジフィルターを交換しました。
忙しくなるのが思っていたよりもかなり早かったので、タイミングを図りかねていたのですが、先週の雨でいったん品物の入荷が落ち着き、交換出来るようになったので交換しました。
交換するのも、気を使うんです。
汚れがたまっているものを交換するわけですから、周りに衣類があったら万が一がありますものね。
なるべく周りに品物がない状態のときに、交換するようにしています。
資材も仕入れたし、カートリッジフィルターも換えたし、バッチコイ!って感じです。(笑)
投稿者 boribori : 2008年04月29日 23:23