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2008年03月09日
展示会でいい人にあう。
繁忙期前の展示会に行ってきました。
横浜インター近くの産業会館で行われている、神奈川の展示会です。
数年前までは、土日の二日間で行われていたこの展示会も、最近は日曜日限定の展示会に変わってしまっています。
さて、友達から前日電話を頂いていまして、早めに行くよといわれていたんですが、こちらは子連れで子守り兼展示会と言う状況なので、あまり早く出るとやることがなくなってしまうため、会うことが出来ませんでした。
いろいろとあって、11時半ごろ到着。
資材高騰から、ここでの購入者が多いだろうなと思っていたんですが、そんなに混んでいる印象は無かったです。
入ってすぐに、神奈川県クリーニング組合青年部 部長の野田さんにばったり。
向こうはなにやら話をしていたので挨拶もそこそこに、会場を回ることに。
今回はお目当ての機械もありましたから、ざっと見渡していきます。
ところが、なんと欲しい機械のひとつが展示してありません。
こりゃ、困ったなと思っているうちにメーカーさんから声をかけていただいたので、事情を話して名刺とカタログを頂いてかえることに。
機械の搬入のこともあるでしょうから、そうそうこちらの欲しいものがいつも展示しているとは限りませんよね。
目的のひとつは残念な結果でしたが、他にも見たいものはいくつかあります。
しかし歩いていても、声をかけられない。
売る気あるのかな?と思っているとようやく声をかけてきたのが、なんと生命保険会社。(爆)
ほとんど関係ない業者さんが出展していて、そっちのほうが一所懸命売り込もうとしているのを見ていると、なんだかなあと思ってしまいます。
さりげなくかわし(笑)、さらに会場を回ると、今年は資材のほうで臭い消しが多く出ているのに気づきました。
クリーニング屋さんにもこの商品が本格的にやってきたんだなあと思います。
クリーニングの市場って言うのは物凄く小さいので、意外と一般に流行ったものが私たちの業界に入ってくると言うこともあるんです。
もちろん、業務用として入ってくるので、若干違うものなのですが、それでも世の中のトレンドに沿って動くなあと感心しますね。
途中、去年某業界紙で話題になった臭い消しを売っているメーカーさんに立ち寄ったんですが、駄目だ、私はどうにも好きになれない。
商品はまともだと思うんです。
でも、その売り方、値段のつけ方、どうも私にはあいそうもありません。
なんていうかですね、どこかずるさが見えているのと、これまた某業界紙で有名になった先生の名前を連呼して、箔をつけたがるんですね。
それ聞いていると、先生が言っているんだから、黙って使いなさい、と言われているようで、どうにも納得が出来ないんです。
こっちが卑屈に感じちゃってね。
なんか嫌だなあと思っていると、友達が声をかけてくれて無事にそこから脱出。
助かりました。
どうもですね、よくある話なのですが、メーカーさんや資材商さんは知らない業者さんを下に見る傾向があるんですね。
まるで、何も知らないだろうと言わんばかりに高圧的に話しかけてきます。
この辺がとても不思議でならないんです。
ここは読んでいないかもしれませんが、あえて書きたいと思います。
あれは絶対におかしい。
もっとメーカーや業者が協力するべきじゃないのかな?
ちょっと残念な思いをしながらも、今日はいい人とめぐり合えました。
去年の展示会、また他の展示会でもあっている人で、そのたびに説明をしてくれているんですが、彼が物凄く一生懸命なんですね。
自社の商品を売りたいという気持ちももちろんなんですが、それにプラス、クリーニング業者さんの力になりたいと言う思いがびしびしと伝わってきます。
実は、私もちょっと意地悪をしてみたんです。
説明を聞きながら、現場に立つものとして気になる箇所をいくつか上げてみたんですが、その時に一生懸命考えている様子を見ていると、とても好感が持てます。
ここのメーカー、この人ならこれから安心して取引が出来そうです。
とりあえず、現状を見ると、しばらくは厳しい状況が続きそうなのは確かです。
今までなら、自社の努力だけで何とかなったかもしれませんが、すでにそれだけでは駄目な事も数多く出てきています。
そういうときに、お互い協力してやっていけるビジネスパートナーが必要になってくるんです。
そういう可能性を感じることが出来たのが今回の大収穫ですね。
半ばあきらめている出展業者さんたちの中、あきらめていない人を見るとこちらも頑張ろうと思うようになります。
負けないようにしないとね。
彼に会うのが次の展示会の楽しみです。
その前に連絡とってもう少し話をしてみようかな。
投稿者 boribori : 2008年03月09日 23:11