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2008年01月21日
新年会にて。
昨日の夜は、溝の口で新年会をしていました。
一週間ほど前に連絡を回し、集まったのは7人。
結構集まったほうでしょうか。
中には、浜松で展示会に参加していて、その帰りしなによるつもりでいた友達もいたのですが、途中沼津あたりで雪にあい、残念ながら今回はパスと言うことに。
自然には勝てませんね。
忘年会の面子とは違い、久しぶりの人が何人もいたので、話が弾みます。
若干一名、お酒とプライベート暴露話により、撃沈していましたが、話は続いていきます。
株の話や、原油高の話、今後どうなっていくか?など、各々の意見をみんなで話し合っていくわけです。
みんな中年以上ですから、それなりに経験もしているし、趣味などでの情報量も多い。
原油問題については、いろいろな側面からの予測が出ていましたね。
いずれ落ち着くだろうと言う見方が大半を占めていましたが、面白いのは、落ち着いても今度は他に投資が行くからまた変化すると言う見方。
ひとつ先を見た話が多いようです。
クリーニングの話ももちろんあります。
こうして集まりだしてそろそろ10年近くたとうとしているのですが、はじめと比べてみんな立場が変わってきています。
ほぼ全員が二代目で、世代交代をして社長をやっている人もいましたし、社長のあとをついてがむしゃらにやっている人もいました。
あれから10年。
クリーニング業を廃業された方もいらっしゃいますし、自分が主になって経営をしている人もいます。
経営はしていないけれども、実質自分が仕事を取り仕切っている人も。
立場が変われば、悩みも変わりますし、意見も変わってきます。
また、ここ10年のクリーニング業界の変化から、難しい局面も出てきています。
小難しく書きましたが、単純にああでもないこうでもないといろいろと話し合っているんですね。
そこで答えが出るわけではないのですが、ヒントにはなります。
どう、自分のおかれている状況にマッチさせていくか、また考え出すわけですね。
昔と今の一番の違いは、雇用関係かなと思うんです。
10年前は、ある意味雇用は選びようがありました。
機械を入れてパートさんを雇うことも出来ましたし、職人さんを雇って自分が集配に出るなんてことも出来ました。
ところが、ここ数年はそれらが難しくなってきています。
パートさんも他の業種に取られ、なかなか集まりませんし、職人さんも雇用が少なくなって若者がいなくなり、次々と引退。
残った職人さんをクリーニング屋さんが奪い合っている、そんな状況もあります。
職人さんにもいろいろいますので誰でもいいというわけではないんですね。
腕のいい人、仕事の早い人などは、クリーニング屋さんが押さえちゃっているのでなかなか頼むことが出来ないようです。
いまさらですが、機械化しつつも、職人さんにも仕事を流して共存していけば、今頃こんな事にはならなかったのかなあと思うんです。
あの頃は、今よりもまだ衣服が繊細ではなく、世の中のクレームもそこまで厳しくなかったんですね。
ところが、今は衣服が繊細になり、パートさんでは仕上がらないものが増えてきています。
品質の要求も強いものがありますから、どうしても職人さんが必要な場面が増えてきているわけです。
そんな現状を認識しつつ、これからどうやっていくか?知恵の出し合いですね。
悩んでいることはみんなそう変わりません。
条件が少し違うと言うのはありますけど。
今が頑張り時だね、と再認識し、昨日はお開きです。
次、おそらく春の繁忙期前にもう一度集まると思いますが、その時また進展した話が出来るといいですかね。
そんな風に、少しずつでも前向きな話が出来る間柄でいたいと思います。
投稿者 boribori : 2008年01月21日 23:09