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2008年01月08日
薬品は怖いなあ。
父の具合も日増しに良くなりつつあるのですが、それには理由があるんです。
それは、胃潰瘍が外的要因によるものだったようなんですね。
たとえば、ストレスなどからくる胃潰瘍でしたら、緊急入院したところで早々治るものではないんですね。
原因がストレスですから入院したからってストレスの原因が取り除かれるわけでもない。
うちの父の原因は、どうやら痛み止めの服用からきているようなんです。
一年以上前から、右手の指が腫れ上がる状態が続いていたようでした。
アイロンを握っているときは、それでも何とか使えていたようですが、終わると痛みが増し、ここ最近は寝ることすら間々ならないほど痛かったようです。
そして、その痛みを何とかするために、痛み止めを処方してもらっていたようなんですね。
しかも、ものすごく大量に。
通常、痛み止めはかなりきつい薬なので、胃薬と一緒に処方されることが多く、また、あまり大量に飲まないように説明を受けることが多いものなんです。
ところが、なんと父は、かなり強い痛み止めを、毎朝律儀に飲んでいたようなんです・・・。
そう、これが原因。
お医者さんが説明をしたかどうかは定かではありませんが、その痛み止めを飲むのをやめたことで、胃に負担がかからなくなり、治りが幾分か早くなっているようなんです。
父も父で、昔からいろいろな薬を飲んでいましたから、タカをくくっていたんでしょうね。
で、結果大変な事になってしまった。
改めてですね、薬や薬品の怖さを思い知った気がします。
体のために飲んでいるはずが、過剰に摂取すれば毒にもなる。
これはクリーニングの仕事などでも同じことが言えます。
私たちが扱っている薬品は、染み抜きに使ったり、洗いに使ったりいろいろな用途で使いますが、一歩間違うとそれらはとても危険になります。
あるものは引火性があるので火がつきますし、濃度によっては爆発を起こしかねない。
またあるものは、過剰に吸ってしまうと吐き気やめまい、気を失うことさえあります。
きちんと使っていれば問題ないんですよ。
でも、慣れてくると、怠慢になってくるもんなんです、人間って。
傲慢になるもんなんです。
どこに根拠があるのか分かりませんが、これくらい平気だといって、とても危険な事をしたりします。
実際、クリーニング屋さんの見学に行って、そこの社長さん、気分が高揚していたんでしょうね。
くわえタバコをしながら染み抜きを見せびらかしていました。
一瞬、そこにいた人たちは絶句しましたが、その社長さんは、これくらいなんともないよと、自慢げに話をしていたんです。
扱いに慣れていることを自慢したかったんでしょうかね?
余裕があることを見せたかったんでしょうかね?
でも、それは絶対に間違っている。
絶対なんてないんだから、用心しないと。
久しぶりに、この話を思い出しちゃいました。
初心に返れって事なのかな。
気をつけましょう。
薬って本当に危ないです。
用法用量は必ず守るようにしましょう。
投稿者 boribori : 2008年01月08日 23:27
コメント
年末年始、いろいろあったようで心中お察しいたします。
本年も幸多い一年になりますようお祈りいたしております。
さて、薬品のお話ですが、本当に危険と隣り合わせですよね・・。
うちの父も愛煙家ですが、当然工場内は禁煙。
集配車内も禁煙です。
安全面からもそうなのですが、タバコ臭がお預かり品についてしまうような気がしてね・・・・
初心に返って、気を引き締めて、クリーニングに向かい合いたいと思います。
投稿者 マッコクジラ : 2008年01月10日 10:58
マッコクジラさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしく願いいたします。
タバコの件、おっしゃるとおり、臭いが移りますよね。
私はタバコ吸わないんです。
今までタバコをすう機会がなかったというのもそうなのですが、臭いが移るかもしれないと思うと、吸う気になれないんですよね。
ただ、タバコの臭いをとる便利な機械もあります。
タバコを吸っている人は、タバコの煙を体中にまとっているような感じですよね。
何で体中にまとわりつくんでしょうか。
電気的につくのかしら?
投稿者 boribori : 2008年01月12日 00:39