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2007年12月17日
忘年会
日曜日、クリーニング屋さんの仲間と忘年会をやっていました。
IKEAから帰り、急いで出かけると言う強行スケジュールでしたが、久しぶりに会うのでとても楽しみにしていたんです。
今年はいろいろとアクシデントが多い年でした。
例年なら年数回会って、話をしたり、BBQをしたりといろいろとやっているのですが、今年はそのほとんどが出来ずじまい。
パートさんが急にやめることになってしまったと言うのが一番多かったでしょうか。
クリーニングのパートさんは雇ってすぐ使える、と言うわけではありません。
それなりに訓練してもらって、初めて実用レベルになります。
それが、身内の不幸だったり急病だったりさまざまな理由から長年勤めてきたベテランパートさんがやめていってしまったらしいんです。
開いた穴は急には埋められず。
しかも忙しい時期ですから、新人を育てる時間もない。
結局、自分が人一倍動くことになっていったんですね。
で、なかなか集まれないと言った状況になっていったのでした。
また、広告を出しても人が集まりにくくなっていると言ったこともあるようです。
人手不足は日本中結構あるみたいですね。
そんなことだったので、昨日の忘年会は本当に久しぶりで、とても有意義でした。
仕事の話ももちろんしますが、各々多彩な趣味を持っていまして、それらに関する話が実に面白い。
マニアックだなあと感心させられたり、面白いところを見ているなと思ったり。
あっと思わされたのは、ここ最近空が綺麗だと言う話。
原油高の影響で、ガソリンが高騰し、車を使う人が少なくなった結果、空が綺麗になったのではないか?と言うんですね。
本当にその影響かどうかはともかく、確かに空が綺麗になった印象はあります。
いわれなければ思いもしなかったので、とても新鮮でした。
そして、今日のメインイベント。
実は昨年、クリーニング屋さんを廃業した方がいらっしゃったんです。
約一年ほど連絡を取っていなかったのですが、連絡を取って会うことが出来たんです。
他の仲間には来る事を伝えてなかったので、本人を見てびっくり。
そして、すぐ安心したような表情を見せていました。
みんな心配していたんですよね。
どうしても廃業と言うと、後ろめたいような印象があります。
業績が悪かったんではないだろうか、借金がたんまりとあったんではないだろうか。
どうしてもそう考えてしまうんですね。
ところが、その人は、とても信用がありまして、廃業の噂を耳にしても、みんなあの人なら大丈夫だよ、と口をそろえていっていたんです。
どうしようもなくなってやめるような人じゃないから、きっと早めにやめたんじゃないだろうか、そう言っていたんです。
廃業って、実はお金がものすごくかかります。
本当にお金がなくなってからでは、やめることって出来ないんです。
信用はしているんだけど、どうしても不安は拭い去れません。
で、昨日、元気そうな顔を見て、みんなほっとしたんだと思います。
お話を伺っても、廃業するに当たっての大変さはもちろんありますが、それでも次の仕事を始め、順調なご様子。
本当に良かった。
振り返ればいろいろな事があった2007年もあと少し。
仕事のほうはこれからまだ一山ありますので、もう一踏ん張りです。
今年大変だったのは、来年良くなるための試練だと思って・・・。
来年はきっと良い年になることでしょう。
さー、次は新年会だな。(笑)
投稿者 boribori : 2007年12月17日 23:43