« 事故事例集 | メイン | Yシャツとオープンシャツ »

2007年10月18日

短時間では厳しいですね。

急な用事で、今日は午後から電話しまくっていました。
目黒区のほうでクリーニング屋さんを探しているとお問い合わせを頂き、当店では対応ができないため、他のクリーニング屋さんを探していたんです。

ただクリーニング屋さんを探すというわけではなく、ちょっとした条件付だったので、かなり厳しい。

夜から深夜にかけて、3時間ほどで仕上げてくれるクリーニング屋さんをご希望とのこと。
今すぐ利用したいというわけではないのですが、対応してくれるクリーニング屋さんをと契約したいらしいんですね。

以前、ここでも書きましたがクリーニング屋さんの工場は閉店時間まで機械が動いているわけではありません。
衣替えのときなら別ですが、通常はもっと早い時間に機械の稼動がとまってしまいます。
しかも営業時間外に機械を動かし、数時間で仕上げてくれ、となるとおそらくどこも対応してくれないでしょう。

コストがかかってしまい、元が取れないからです。

しかい、お問い合わせいただいた方も相当困っている様子。
何とかしてあげたいなあと思いまして、友達の業者さんに数件電話してみました。

ここ数年、ヤフーメッセンジャーやスカイプでネットに接続しているのは知っていたんですが、連絡をまったく取っていなかったんです。
急な用事とはいえ、連絡を取ることになって、ちょっとうきうきしていました。

久しぶりに電話をして話しても昔と変わらず、みんな優しい。
仲間だなあと実感します。
こちらは久しぶりだなあと思っていても、向こうはそうでもないみたいで、ブログ読んでるよ、と声をかけてくれました。

ねえ、読んでくれていると分かるとまた妙にうれしくて。

結構ね、ブログ書いていると寂しかったりするんですよ。
アクセスはいただいているとは思いつつも、実はそのまま通り過ぎているんじゃないかな?とか、本当に読んでくれている人っているのかな?とか。
コメントをいただくと、ほっとしたり力になるんです。
そして、こうして直に話したときに読んでいるよ、という一言は大きな力になります。

本当にありがとうございます。

さて、本題のほうですが、やはり条件が厳しすぎて対応してくれる業者さんがいません。
コストの問題、リスクの問題などもろもろを含めると、安易にお受けすることができないのが実情ですね。
仮にコストのことがクリアできたとしても、万が一お受けした品物にアクシデントが起きた場合、3時間ほどではどうしようもうないんですね。

アクシデント・・・・、いろいろあります。
染み抜きで色が抜けてしまう、ボタンが割れてしまう、金具が取れてしまう、しみが抜けない、乾燥できない品物だった、などなど。
結構ね、アクシデントは起き易いんです。
時間があれば、同じ部品を取り寄せるとか対応できるんですが、さすがに短時間のうちでは難しい。

仮にお受けするとなると、事故が起こらないように仕事をするのを前提として、無理しないクリーニングしか出来ないでしょう。
無理しないクリーニング、ここでは腫れ物に触るようなクリーニングといったほうがいいかもしれません。
おそらくほとんど汚れが落ちないんじゃないかな。

でもそれでは目的と違うでしょうから、洗う意味もないでしょう・・・。

とりあえず、現状厳しいことをお伝えして、他の対策案を提示してみました。
すぐ出来ることではありませんが、先方にとってはいい話だったんじゃないかな?と思います。
やれば、ですけどね。

だめとは分かっていても、何とか方法はないかなあと考えちゃいます。
困っているときに手を貸して上げられるようになりたいんですけどね。

投稿者 boribori : 2007年10月18日 23:48

コメント

コメントしてください




保存しますか?