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2006年09月07日
水洗いは完璧ではないんです。
うーん、まだ蒸し暑い日がありますね。
今日も午前中はまだそれなりに過ごせましたが、午後から急に蒸し暑くなりました。
気温がそれほど高くないのがせめてもの救いでしょうか。
この時期、クリーニングにお持ちになる衣類は汗で物凄い事になっていたりします。
お客様の方も、さっぱりしたいので水洗いをしてくださいとご指定になるお客様もいるほどです。
いつの頃からか、水洗いが良いような風潮がありますが、私は決してそうは思わないんです。
以前から何度も書いていますが、汚れや生地など総合的に判断して洗う方が良いと思いますので、なんでも水洗いやなんでもドライクリーニング、と言うのはおかしいと思うんですよね。
適材適所、これが一番。
水洗いが評価される理由もわかる気はします。
やはり、ドライクリーニングよりも汗には強いですし、ドライクリーニングほど苦労しないでも汗を落とす事が出来るからです。
しかし、その代わり当然リスクも伴います。
最終的には、風合いの変化等が許容の範囲であれば問題ないんですけどね。
ただ、水洗いをすれば汗が全部落ちるかというと、実はそうでもないんですね。
一般家庭での洗濯を例にしますが、毎日水で洗っているのに、Tシャツなどが次第に黄色くなったりしますよね?
あれは、汗が残って黄変してしまうのです。
水で落ちるはずなのに、汗が残る???
そうなんです、水洗いでも残ってしまう事があります。
洗い方も重要。
水の温度や洗剤の選び方、洗浄時間などいろいろな事が関係してきます。
ドライクリーニングにしても、水洗いにしてもきちんとした洗濯というのは非常に難しいんですね。
しかし、きちんと洗濯をすれば、最大限の洗浄効果が発揮できます。
一番恐いのは、過信する事。
水洗いだから大丈夫、ドライだから大丈夫・・・・・。
みなさん、過信は禁物です。
衣類に合った、汚れにあった洗浄方法を選べば、綺麗になります。
それと、クリーニング屋さんも選びましょうね。
投稿者 boribori : 2006年09月07日 23:08