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2006年08月24日
電話での営業を考える。
仕事が忙しい時に限って、かかってくるのが電話での営業。
いろいろな職種からかかってきます。
墓地の購入や、マンション、先物取引、株、お金借りてください・・・・・、etc。
そのほとんどが最初に会社名を名乗りません。
いきなり、『○○ですが、社長さんはいらっしゃいますか?』と来るんです。
実は、今日もありまして。
間が悪い事に、相手が名乗った名前がお客様と同じ名前。
こちらが、『○○町の△△さんですか?』と聞くと、そこで初めて会社名を名乗ります。
何とかして話を聞いてもらいたい、社長に繋いでもらいたい気持ちは分りますが、こんな営業はないと思いませんか?
初めて電話をかけてきて、社名も名乗らずなんて、まともな所ならありえません。
努力しているのは分りますが、ちゃんとした会社でちゃんとした仕事をしているのなら、そんな姑息な事をしないで、堂々と名乗ればいいと思うんです。
私たちも営業の苦労はわかりますから、むげに扱いたくはありませんが、忙しい時にこのような紛らわしい営業は困りものです。
しかし、その苦労も凄く良く分るんですよね。
何か事業をやった事ある人なら分ると思いますが、お客様を獲得するのって本当に大変な事なんですね。
お店を開けばみんなが知ってくれるわけじゃありません。
知ってもらう努力が必要。
そのために、新聞広告を入れたり、ポスティングをしたり、看板立てたりするわけです。
しかし、どれもこれも簡単に出来るわけでもないんですね。
広告を出すのにはかなりのお金が必要です。
媒体によって、金額も違いますし、実際にお客様が着てくれる数も違います。
無尽蔵にお金があるわけではないですから、出来るだけ経費がかからず、且つ集客力のある媒体を選びたい。
難しい所ですね。
お客様が着てくれなければ商売になりませんから、どこも必死です。
全国規模の大手さんなら、TVCMなどで知名度がありますが、なかなか一般に事業をやっておられる所では、CMなんて打てませんし日々の努力しかないんですよね。
ですから、鬱陶しいチラシも、生きるために必死なんだなと思うと、個人的には責める気にはなれないんです。
ところが、みんなそういう苦労をしているはずなのに、電話での営業はあまりにもひどすぎますね。
電話でもちゃんとした営業をされている所があるでしょうが、心無い営業をする輩がいるばかりに、電話での営業自体が悪のような印象を受ける。
そのうち、嘘を付かなければ取り次いでもらえないようになってしまう。
本当に悪循環ですね。
経済活動をしなければ日本では生きていけません。
そういう意味では、営業活動は悪ではないしどこも必要なものだと思います。
消費者の方も、宣伝がなければどこにどんな店があるかも分らない時ってありますよね。
めちゃくちゃな営業は困りますが、適度な宣伝は消費者も必要としているでしょう。
なんでもっと上手にやれないんですかね。
やりすぎはきらわれますし、迷惑をかけます。
消費者も事業者もお互いに良いように、上手に出来るといいんですけどね。
本当に一部の事業者には、腹が立ちます。
投稿者 boribori : 2006年08月24日 23:09