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2006年07月05日

綿ぼこり

クリーニングは綿ぼこりが非常に出やすい仕事です。

皆さんもご家庭の洗濯機で経験済みでしょう。
タオルと他のものを一緒に洗うと、他の衣類に綿ぼこりがつきますよね。
あのような感じです。

クリーニング屋さんでも、同じように沢山出てきます。

ドライクリーニングでも、乾燥機でも。

ドライクリーニングはそのために、専用のトラップと言いまして、ホコリやごみなどを集める場所が機械の中に作られています。
ここがかなり汚れるんです。
特に毛布やカーテンなどを洗うと一発ですね。

そして、乾燥機も凄いんですよ。
乾燥機のホコリは掃除をしないと大変な事になります。

乾燥に時間がかかるようになったり、事故につながったり・・・。

ホコリで詰まってしまい、排気が出来なくなるので通常40分で乾燥が終わる所を2時間以上も乾燥機で回していても乾かないと言った事態が起こることになります。

無駄に回していてもいい事なんてありません。
特に乾かないまま、擦れたり叩いたりするのはあまり良くない。
乾燥機のお掃除は本当に重要です。

因果なもので、綺麗にするための仕事のために、汚れがいたるところに蓄積していきます。
逆にいうと、汚れが落ちているから、ドライ機などにごみが溜まるんです。

だから、掃除も不可欠。

しかし、ここ数年、綿ぼこりが増えているような気がしています。
おそらく衣類が変わってきているせいだと思うんです。
ここでも何回か書かせていただきましたが、衣類の技術が上がり、糸が細くなり、肌触りがよくなりました。
そのため、通常の着用でも毛羽立ちが起こりやすくなりましたし、その毛羽が脱落して綿ぼこりとなるケースが増えているんだと思います。
また、安価に買う事ができる衣類増えてきていて、こちらは撚りの具合から毛羽立ち易い商品が増えているんでしょう。

どちらにせよ、ほこりが出やすい商品が増えているんだと思います。

時代が変われば、また違ったごみや汚れが出ると思います。
それにあわせて、クリーニングをしていかなければ、綺麗にはなりません。

クリーニングとは、衣類と汚れに合わせてするものです。

投稿者 boribori : 2006年07月05日 23:54

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