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2006年05月19日

やはり設備があると・・・・・。

今週は、mixi重曹研究会での出来事を中心に書いています。

思ったこと、気になった事も今日でそろそろ終わりになります。
やはり、いろいろな所に出て行くということはいいことですね。
新しい発見もあります。

今回、実は一番思い知った事がひとつありまして・・・・・。
それは、設備の事です。

私たちは店に帰ると当たり前のように薬品は揃っていますし、機械も充実しています。
アイロン台もあるし、大きなプレス機も。

今までは当たり前に使っていたものなんですが、こうしてイベントに参加して、何も無い所での作業がこれほど大変だとは正直思いませんでした。

全部手作業です。
洗剤や薬品はありますが、染み抜きも全部手作業。
超音波やスプレーガンの類もありませんし、バキュームで吸うといった作業も出来ません。

しみの部分を叩くか揉むだけ。

時間をかければじっくりと落ちては行きますが、道具を使ったときのように綺麗にはなりません。
これほど、設備が欲しい、道具が欲しいと思った日は無かったでしょう。

ぱっと汚れの具合を見て、これならこの道具を使って染み抜きをして、水洗機でまわせば落ちるとか、そうパッと考えてもここにはそんな道具が無いので出来ないんです。

いかに、道具が大事か、そんな事を考えた一日でもありました。

余談ですが、私たちは染み抜きの作業に、超音波を使う事があります。
しみの部分に薬品をつけ、超音波で振動を与えて落とすんですが、このガンのような機械一つ、10万近くするんです。
効果ですが、これがあるのと無いのとでは、汚れの落ち具合も作業の早さも雲泥の差です。

帰ってきてから改めて仕事場を見渡してみると、たくさんの道具に囲まれて仕事をしています。
これだけあって、落とせないなんて言えないですよね。

プロだからこそ、道具も使うしそれらを生かさなければ。

ついつい当たり前になっていたようです。
ちょっと反省・・・。

投稿者 boribori : 2006年05月19日 23:41

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