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2006年03月24日
体に合わせた特殊な服
昨日の話の続きになります。
立体的な縫製、と言う言葉を使いました。
人間の体は曲線があります。
その曲線に基づいて、袖や肩などを微妙にカーブさせるととても着やすい服になります。
服の中には、ある特定の使い方をするために、それに合わせた縫製をしている服というものがあるんです。
たとえば、ダンスのタキシードとバイクのライダーのライダースーツ。
これらは一番使いやすいように縫製をされているんですね。
ダンスのタキシードは、普通の服とはちょっと違いまして、躍っている時にシワが出来ないように縫製されています。
女性と組んで、踊って格好よく見せるためのものですから、その時に一番良く見えるようにしているんですね。
ですから、普通のスーツと比べても袖の着き方が違っています。
また、ライダースーツなどはバイクに乗っている時に動きやすいように作られています。
バイクに乗らない状態で、ライダースーツを着ると、歩く事すら大変です。
バイクは乗っていると前傾姿勢ですので、スーツがすでに前傾姿勢なんです。
ここまで特化された服は珍しいですが、体に応じて、必要に応じて、作られているほうが着やすいのは確かですね。
その代わり、仕上げは物凄く大変になりますが・・・。
着やすいスーツなども、ハンガーにかけていると若干肩が前かがみになります。
これが着やすいサインです。
でもやはりいい服を見つけるには、着て確かめるのが一番です。
自分にあった服を見つけられるように色々とためしてみてくださいね。
投稿者 boribori : 2006年03月24日 23:33
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