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2006年02月18日

Yシャツの襟とそでの汚れの対策編

さて、昨日の続きです。

Yシャツの襟汚れを何とかしたい!
切実な願いです。

完全にとは行きませんが、ご家庭でも出来る対策を少し書いてみようと思います。

洗浄時はお湯で洗う方が良いです。
あまり高い温度だと、事故につながる恐れがあるので35度から45度くらいが良いでしょう。
そしてお湯はすすぎの一回目にも使います。
これは洗剤の残留を少なくさせるためです。

洗剤が残留する事により、黄色っぽくなってしまう事があります。
洗剤はきちんと濯ぐようにしましょう。

昨日襟汚れは皮脂の汚だと書きました。
皮脂汚れには皮脂汚れに強い洗剤を使う方がさらに汚れの落ちがよくなります。
ヒントです・・・、皮脂・・・・・、体の脂ですよね。

洗濯機でも差が出ます。
撹拌式の洗濯機では汚れ落ちが余りよくありません。
服と服をこすって落とすやり方なのですが、この方法だと衣類の表面が毛羽立ってしまい、汚れが落ちないだけでなく段々と古着っぽくなってしまいます。
ドラム型の洗濯機だと、上から衣類を落として洗うので、叩き効果が出て汚れ落ちが格段に上がります。

ボタンなどの破損が心配ですが・・・。

予防の観点から言いますと、糊付けは是非して頂きたいなと思います。
去年も確か書いたと思うのですが、糊付けは汚れを落としやすくするためにつけるものなんです。
パリっとさせる効果ももちろんありますが、本来は衣類の表面に糊でコーティングをして、糊に汚れを付着させて、洗うときに一緒に落としてしまおう、と言う代物です。

糊がついている物とついていない物とでは、汚れ方に雲泥の差があります。

寒いこの時期など、固く糊がついてしまうと首が痛くなってしまいますので、本当に薄く付いているだけでも十分だと思います。

Yシャツの襟や袖の汚れを見事に撃退して、長く着てくださいね。

投稿者 boribori : 2006年02月18日 23:28

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コメント

いつも楽しく読ませていただいてます
Yシャツの汚れ落ちについての説明があり、興味深く読みました
”水は温度が高いほうが落ちやすい”とのこと
洗い方もそうなのですが、洗剤について最近考えていたことがあります
うちの主人は綿100%のYシャツを着用しています
色あいが変らないようにと”蛍光剤無配合”の洗濯洗剤を使用しています
袖口、襟汚れは汚れが落ちきれずどうしたものかと考えていました
洗濯前にスプレー洗剤をプラスしたり、
洗濯洗剤でつまみ洗いをしたりしていましたが、
いまひとつ、汚れ落ちがパッとしませんでした

百均で”純せっけん”という純度90%以上の固形せっけんを買いました
そのせっけんで、洗濯前に手洗いをしてみると、以前より汚れ落ちが良いのです
気のせいでしょうか?

ちなみに液体洗濯のりで毎回糊付けしています
手洗い時は、洗面台でぬるま湯で洗っています

また、洗濯洗剤で”柔軟剤配合”と記載されていれば、柔軟剤は必要ないのでしょうか?
まあ、実際に試してみればいいんですよね(^_^)

投稿者 北登 : 2006年02月24日 19:20

北登さん、読んで下さってありがとうございます。

純石鹸の話し、非常に良い所をついています!
ブログには、ヒントとして、体の脂ですと書きました。
そう、体の汚れを落としているのは石鹸ですよね。
石鹸と体の汚れは相性がとてもいいんです。
気のせいではなく、落ちますよ。

石鹸は、私たちが言う所の汚れを抱く力が強いので、結構頑固な汚れも落としてくれます。

ただし、問題がなくもありません。
それは、水に溶けづらいのですすぎが不十分になることがあるからです。
すすぎの時に、お湯を使うなどして十分濯ぐようにしてください。

また、どの石鹸も汚れ落ちが良いわけではないんです。
石鹸を作る時の原料でかなり差が出ます。
その話は、ちょっと難しくなるので、いずれまたブログの方に書きたいと思います。

洗剤に柔軟剤配合とありますが、本来の柔軟剤とは違うと思います。
説明が科学的な話になるので、ちょっと難しいのですが・・・。

たとえば、いい石鹸を使うと柔軟効果が出ます。
すべりがとてもよく、風合いが良くなるんですね。
これは、繊維上に洗剤の成分が残るからなんですが、本来の柔軟剤とはちょっと違うんです。

柔軟剤、いずれテーマにしてみようと思います。

投稿者 boribori : 2006年02月25日 19:19

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