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2006年01月25日

灯油には気をつけて!

寒さが厳しいせいか、灯油をこぼしてしまった・・・・・、と言うお話しをよく聞きます。
そして、灯油が服についてしまったのでとお持ちになるのです。

これだけ寒いと石油ファンヒーターなどが大活躍ですね。
灯油を何回も給油に行ったり、ガソリンスタンドへ買いに行ったりと、こぼしてしまうような出来事が沢山あります。

この灯油ですが、引火するのでもちろん危険なのですが、それだけではなく肌に触れても危ないんです。

化学火傷と言うものをおこす事があります。
灯油に濡れればすぐになると言うわけではないんですが、灯油に濡れた衣類を着用していて、こすれると真っ赤に腫れあがるんですね。

ですから、灯油がついた衣類は脱いだ方がよろしい。
そして、通気の良い所で干してください。
揮発性の溶剤ですから、干していると飛んでしまいます。

もし、肌に灯油がついてしまったときは、すぐに石鹸などで洗い流す事。
水だけでは落ちないですから、絶対洗剤を使ってくださいね。

実は私、この仕事に入った時に灯油をかぶった事があります。

全身に。(爆)

その当時、うちではボイラーの燃料に灯油を使っていたのですが、ポリタンクからタンクへ灯油を移す時に手先が狂ってしまい、全身に灯油をかぶったのです。
その時は、灯油の危険性を知らなかったので、笑いながら服だけ着替えたんですが、その後が大変!

足の指がひりひりして真っ赤にはれ上がるし、体中濡れた所がひりひりしだします。
大急ぎでお風呂を沸かして、洗い流しました。

本当に危ないんですよ。

このような経験をしているので、銀行強盗だかの犯人が灯油をかぶって警察を威嚇しているニュースが流れた時に、危ないなあと言うよりは、痛そ~と言うのが一番に感想としてでてきます。

一般家庭で灯油をかぶるなんて事はまずないと思いますが、灯油の扱いにはくれぐれもお気をつけくださいね。

灯油でしみになった場合は当店へお持ちください。
綺麗にしますよ。

投稿者 boribori : 2006年01月25日 23:52

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