« タグを見て | メイン | 灯油には気をつけて! »

2006年01月24日

面倒くさかったらって・・・。

先日集配をしていた時の事。

いつも集配をしている時はラジオを聞いています。
内容もさることながら、この番組の時はここを通過していないと遅れているな?などの目安にもなっているんです。

定期集配をしていると、時によっては決まった時間にお伺いしないと、大変な事になってしまう事もあります。
営業マンさんとかち合ってしまったり、お昼休みの最中にお伺いしてしまったり・・・。
ですので、なるべくいつも同じような時間にお伺いするように心がけています。

さて、そのラジオでの話なんですが、東京FMを聞いていました。
そこで、ラジオショッピングが始まったのですが、今回の商品がカシミヤの毛布。
値段を聴いているととても安くて、カシミヤもお手頃になったなあと感じていた時に、お手入れの話になりましてコメントにちょっと考えさせられる事がありました。

『この毛布は自分でも洗う事ができるんですが、面倒くさかったらクリーニング屋さんに出しちゃえばいいんですよね。』

と言います。
出していただけるのはとても嬉しいのですが、このコメント正直考えさせられるものがありました。

カシミヤの毛布は確かに洗おうと思えば洗えます。
でも、それは洗う事ができると言う事でたとえば風合い良くとかへたらないでとかそういう次元の話ではないんですね。
また、家庭洗濯とクリーニングに差がないような話に正直ビックリしまして・・・。

同じ洗うと言う言葉を使いますが、同じではないんですけどね。

家庭洗濯とクリーニングの違いは今度取り上げてみたいと思います。

私がこの業界に入った頃に、クリーニング屋さんは何屋なのか?という議論をしたことがあります。
ある人は家事代行業だと言い、ある人はメンテナンス業だと言います。
これらは仕事内容に大きな隔たりがありますし、料金にもかなりの差があります。

もちろん、どっちの方が正解だと言う事ではなく、方向性の問題だと思うのです。
家事代行業としてのクリーニング屋さんも多くの人に必要とされていますし、メンテナンス業としてのクリーニング屋さんを心から欲しているお客様もいらっしゃいます。

しかし、現実は偏ってしまっていますね・・・。

お客様の認識も変わってきていますから、なんともいえませんが、やはりもう少し洗いあがった後の事も少し気にして頂けたらなあと思います。
洗ってあればなんでも同じではなく、ビニールのカバーをかけてあったら同じと言う事でもなく、その服の魅力が損なわれていないか、気にしてほしいですね。

買う時に一生懸命、デザインや色など気にかけるじゃないですか。
同じように意識して頂けたらいいなと思います。

外出するのにもしわだらけの服や縮んだ服を平気で着て歩けるようになっている事が気にかかります。

やっぱりクリーニング屋さんは違うわ!と言って頂けるように頑張るしかないですね。

投稿者 boribori : 2006年01月24日 23:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.idcg.jp/blog/mt-11921-tb.cgi/399

コメント

コメントしてください




保存しますか?