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2005年11月19日

日本は長いですね

本格的な寒さになってからはや一週間ほど。
東京だけかと思っていたら、大阪へ出張に行ってらっしゃるお客さんとの会話でそうでないことが分りました。

東京大阪間が約600キロくらいでしょうか。
季節に変わりはないようですね。
そういえば、春先などの衣類が出る時期もそう大差なく出始めます。
これは日本全国ほぼ同じ頃だと言ってもいいかもしれません。
たとえば、札幌の方で東京から見たら気温がそんなに高くなくても、東京なんかと出る時期は大体同じになります。
一ヶ月もずれ込むなんて話は聞いた事が無い。
もちろん、天気によって若干の差はありますよ。
雨が続いていたりすると、上がるまで動きませんし。

しかし、面白いお話しを今日は聞く事が出来ました。
関西方面は今年も暑かったと思います。
気温を見ていても36度なんていう日がかなり長く続いていたような気がしますし。
関西と東京を往復しているお客様のお話しをうかがっていると、暑い事は暑いらしいのですが、東京のそれとは質が違うそうです。
その違い、それは湿度の違いがあるようなのです。

大阪は暑いと言うか痛いに違いそうで。
そして東京は、もわっとした暑さで湿度を強く感じるそうです。
だから、大阪は暑いけど耐えられると言うようなお話でした。

これは実際にその時期に行き来していないと分らないですよね。

日本は横長ですし、山がありますから同じような気温でも微妙に違うのかもしれません。
私の友達のいる新潟では冬に乾燥などしないらしいのです。
山に湿気があたって、戻ってきてしまい、それが雪になって降り積もるんだそうで、一晩で2Mも積もる時があるとか。

その山向こう、私の母方の実家の群馬では昔っから空っ風と言われるくらい乾燥をしています。
湿度が山を越えてこないからなんですね。
その代わり、山を越えて雪が舞い降りてくる事があります。
この雪のことを、風花と言うんですが、なにか普通の雪と違い、ふわっとした幻想的な雪なんですね。

狭い狭いと言われる日本でも、こんなにも差があるなんて。
本当に面白いものです。

これが世界に目を向けるともっともっと差が出るんでしょうね。
日本での常識が世界では非常識、等という話は山ほどあります。

メイドインジャパンはすばらしい評価を世界から受けていますが、そこには裏付ける物があるようです。

今度はその話を書いてみようかな。

投稿者 boribori : 2005年11月19日 23:56

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