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2005年11月11日
コインランドリーを考える
昨日の続きです。
コインランドリーはどうなのか?
最近のコインランドリーは凄いですよね。
従来のお風呂屋さんの横にあったような物とは違い、クリーニング屋さんと同じドラム型の洗濯機を置いたり、しみぬき機を置いたり、仕上げ機を置いたり、ドライ機を置いてみたり。
また、地域のコミュニケーションスポットとして、休憩所みたいなものも併設されていたりします。
しかも、今までの薄暗いイメージから、とても綺麗で清潔感のあるスペースへと変化しました。
仕上げ機やしみ抜き機が置いてあるコインランドリーは、スタッフが常駐している事があります。
使い方を指導するためです。
アイロンも高熱ですし、染み抜きもやはり危険です。
素人の方に簡単に使ってもらっていいものではありません。
万が一の事故もありえますし、きちんと指導しているんでしょうね。
ここまで書いていると、コインランドリー、すげえじゃん!とか思ったりもするんですが、プロとしてみてみると微妙なんですね。
何が微妙かと言いますと、綺麗にならない・・・・・。
私も数回利用した事があるのですが、満足な仕上がりになった事がないのです。
ドラム型である、お湯も使える、なのに綺麗にならない。
入れる衣類の量もきちんと適切な量で入れているのに・・・・・。
答えはわかっているんです。
洗浄時間が短すぎるんです・・・・・。
汚れが落ちるのには機械的な力ももちろん関わってきますが、汚れが落ち始める時間帯と言うのもあります。
つまり、汚れが落ち始める前に洗浄を終えてしまうと綺麗にならないんです。
しかも、、すすぎも足りないしやはり短いし。
プロとして品質を要求しているので、かなり厳しい評価となっています。
また、ドライクリーニングが出来るコインランドリーも増えました。
ドライクリーニングは、非常に管理が難しいクリーニングです。
洗った洗浄液を捨てる事が出来ないので、ろ過しながら使っていきます。
人が管理しないドライクリーニングの機械がどこまで管理されているのか?少々不安を感じてしまいます。
それと、ドライクリーニングの溶剤は数種類ありまして、各々特性が違います。
洗えない服や装飾品もありますので、コインドライをご利用になる前に、スタッフの方に相談するか機械の前に張ってある説明や注意書きをよく読んでみてください。
もし、その説明が理解出来ないようであれば、利用するのを止めることも一つの選択肢になります。
これらはあくまでもプロとしての意見です。
家庭用の洗濯の延長と捉えれば問題のないレベルといえなくもありません。
ただし!ちゃんとしたクリーニング屋さんのレベルと比較するとちょっと厳しいですね。
もし、コインランドリーを使ってもっと綺麗にしたいのであれば、洗う前の前処理が必要になってくると思います。
クリーニングに出すよりも安く洗えるコインランドリー。
綺麗にしようと思ったら、やはり手間ひまかける必要がありそうですね。
投稿者 boribori : 2005年11月11日 23:10
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