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2005年11月30日
鶴を折る
私がクリーニング屋さんとして駆け出したころの話です。
今から12年程前、家業を手伝い始めた頃。
翌年にクリーニング学校の入学を控えていました。
ある日、テレビを見ていると、クリーニング学校のアイロンの講師の先生がテレビに映っている!
ちょうどこの頃、テレビでは各業種のエキスパートによるすごい技術を取り上げるのが流行っていまして、ちょうど番組に出ていたんだと思います。
どんな事やるのかなあ、とワクワクしてみていると、ハンカチを使ってアイロンをかけて鶴を折るというのです。
皆さんどう思いますか?
簡単だと思います?
テレビを見ているとささっとアイロンをかけて、見事きれいな鶴が折り上がりました。
しかも、きちんと羽が立っている。
手で折って、そこをアイロンでかけるだけだから簡単そうに見えると思います。
実はこの番組を見た翌日、私もやってみました。(爆)
結果は見事惨敗。
これ非常に難しいのです。
どうして難しいのか、仕事をはじめて間もない私には見当もつかなかったのですが、クリーニング学校に入学後、先生に聞いてその難しさが分りました。
鶴を折るためには正方形のハンカチが必要です。
ここがおそらく一番難しいと思います。
というのも、普通に売っているハンカチ、一見正方形に見えるんですが、微妙に長方形なんです。(笑)
ですから、その辺のハンカチを取って折ろうと思うと途中で躓いてしまいます。
つまり、鶴を折るためのハンカチからまず選ばないといけないんですね。
私はこの時点ですでに間違っていたわけです。
更に、アイロンのかけ方も注意が必要。
生地には方向がありまして、延びやすい方向という物が存在します。
どういう事かと言いますと、延びやすい方向と延びない方向をうまくバランスをとりながらアイロンがけをしないと、せっかく選んだ正方形のハンカチが長方形になってしまうんです。
まず、延びない方向で正方形の一辺の長さを固定します。
そして、そこから延びやすい方向へ。
引っ張ってしまうと延びてしまうし、ひし形になってしまうので、なるべく引っ張らないようにまっすぐアイロンをかけます。
それを繰り返して正方形の出来上がり・・・・・、なんですが、実際にやってみるとこれがまた大変。
相当の熟練者でもかなり意識してやらないと出来ないでしょうね。
正方形が出来れば、もう80%は出来上がったといってもいいかもしれません。
折りながらアイロンをかけて、不要に延びないようにすればOK。
ハンカチで鶴の出来上がりとなります。
その先生は、私たちが卒業後に、目を悪くされて引退されたと聞きました。
凄い技術の持ち主だったので、本当にもったいないですね。
あの技術を引き継ぐ人がいたのかなあ。
今日、アイロンをかけていて、ふと思い出した話です。
久しぶりに鶴に挑戦してみようかなあ。
投稿者 boribori : 23:21 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月29日
こんな時期に花粉症
段々と紅葉がきれいになって来ました。
今年は暖かい日が続いたせいか、なかなか紅葉が始まらず、11月なのに緑がいっぱいといったような状況が続いていました。
ここ数日でイチョウがきれいに黄色になったり、かえでが赤くなったり。
配達が楽しくなりますね。
さてさて、先日同業の友達のブログで知って驚いたのですが、この時期に花粉症にやられるとのこと。
この時期に花粉症?と思いまして、何か飛んでいるのかなあと思っておりました。
花粉症にも反応する種類があるそうで。
スギ花粉がポピュラーですがブタクサなどで反応する人もいるそうですね。
しかし、今回の花粉症はちょっと違います。
なんと、冬物の衣類で花粉症になるらしいのです。
去年の冬物を今年の春先に洗わないで、そのまま仕舞った時に花粉が付着をしていて、寒くなって着ようと思いクリーニング屋さんに出した、というのが事のてん末らしいです。
何気なくお預かりした衣類をバサバサとやると・・・・・、鼻がムズムズ、目には涙・・・・・、花粉だー!となったようです。
花粉、恐ろしいですね。
半年以上経過しているのに、花粉症を起こすなんて・・・。
ここ数年、仕舞う前に洗う人が減ってきて、寒くなって着る時に慌てて洗う方が増えてきています。
きっと、全国のクリーニング屋さんでは今ごろクシュンクシュンとくしゃみをしている事と思います。
花粉症の皆様、仕舞っている冬物を出す時は気をつけてくださいね。
あまりバサバサとしないように・・・。
投稿者 boribori : 23:06 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月28日
多摩川が汚くないですか?
日曜日の午前中、セミナーへ出かける前に、子供たちを連れて多摩川へ遊びに行って来ました。
今回の目的は段ボールで、芝生を滑らせる事。
下の子はまだまだそんな事が出来るくらいではないので、一人で坂を登ったり降りたり。
上の子はもう出来ます。
さてさて、どうなるかな?
結果は、なんとも微妙な物で・・・。
すべる事は出来たんだけど、滑ると言うよりはずり落ちている感じ。
まだまだですね。
そして、少し時間があったので、多摩川のほとりへ行ったのですが、そこでちょっと驚いてしまいました。
多摩川、汚くないですか?
なんだか、川面に泡がぷかぷか浮いているんですよ。
それもたくさん。
私が子供の頃だって汚れているって騒がれていたけど、ここまで汚くなかったような記憶があるんだけど。
匂いはあまりしていませんけど、やっぱり川が汚れているんじゃないかと思います。
生活排水がそのまま垂れ流されているんですかね?
このままじゃ鮭が遡上して来れないぞ。
何年か前に、ちょうど関戸橋の下で冬季限定でマス釣場として開放をしていたのですが、今の感じじゃちょっと無理でしょうね。
マス釣場も試験的だったらしいのですが、個人的に興味がありまして、知ったのがもう終わる頃でしたから、翌年は必ず釣るぞ!と意気込んでいたんです。
それが、残念ながら一年で終わってしまいまして・・・。
何とか水をきれいにして、マス釣場、もう一度開放して欲しいです。
この水の汚れの原因、速く解明して対策をとって頂きたいですね。
投稿者 boribori : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月27日
セミナーへ
本日はお休みだったのですが、クリーニング屋さんの仲間から誘われてセミナーへ行ってまいりました。
平日行われるセミナーもあるのですが、こうして日曜日にやってくれると非常に出やすくなります。
しかし、最近はクリーニング屋さんも日曜日営業のお店などもありますので、日曜日は出られない人もいたりして、なかなか難しいようです。
今日のセミナーは五反田ゆうぽうと。
ここは個人的に思い出のある場所でして・・・・・。
生まれて初めて静電気を認識した場所でございます。(笑)
この話はまた今度。
午後からのセミナーで、資材商さんが主催してくださいました。
内容は繁盛店のお話でして、技術系のクリーニング屋さんの社長さんの講演と機械メーカーの営業マンから見た大手さんのお話と、なかなか有意義な一日となりました。
クリーニング屋さんはその営業形態から物凄く幅がありますよね。
たった一人でやってらっしゃる所もありますし、何十人も雇ってやっている所もあります。
規模によって考え方がかなり違いまして、それは仕事に対する意識も違ってきます。
この辺がなかなか難しい所でして、クリーニング屋さんはあまり同業のことをよく言わない原因の一つでもあります。
大きくても小さくても職人気質なのかなあとも思いますが。
セミナーの後、近くの居酒屋で懇親会です。
私の目の前に座ったのが、世田谷と都内で大成功していらっしゃる社長さんと社員さん。
いろいろとためになるお話しを聞きました。
しかも、この会社は若い人が率先してこういったセミナーに出てきています。
また、新しい展開もしているようで、本当にすばらしいお話でした。
後継者がいなくてやめていくお店が多い中、若い人が集まって率先してやってくれているなんてうらやましいですね。
7時ごろに解散したのですが、今日はここからがまた長かった。
セミナーに誘ってくれた友達が武蔵小杉で飲もうよ、という事になりまして、五反田から武蔵小杉へ移動です。
すでに、結構飲んでいるので、大丈夫かな?と思っていましたが、何とか無事に武蔵小杉へ到着。
無事に、と書きましたのは、着くまでにまあ色々とありまして・・・。
ドアにはさまれたり、意味ない所で電車乗り換えたり。(笑)
本当に困ったものです。
そして、武蔵小杉では串焼き屋さんへ。
ここが評判のお店らしく、なかなか良い感じです。
飲み始めてから10分後に、いつも一緒に飲んでいる大田区鵜の木周辺のクリーニング屋さんと合流。
なかなか味のあるブログを書いている人でして、この人のファンがただいまじわりじわりと増えていっています。
そこで、飲みながらまた仕事の話をしていまして。
機械の話やら、レジの話し、業界内の話など、思い出せば本当に色々と話しをしていましたね。
しかも、酔っ払っているのに、内容はしっかりしている。
本当に不思議な人たちです。
私もちょっと困っていた事があったのですが、友達の話を聞いて一発解決。
話を聞けば、何だ簡単じゃん、という話なのですが、思考の迷路にはまってしまうとなかなか答えが出ないものなんですね。
今日はこれだけでも大収穫です。
で、ブログにこの写真を載せろ!と強制されたので・・・・・。
そう、たこの串焼きです。
もう閉店間近だったので、かなり酔っていた私たちは、メニューのたこ焼きという文字に、たこ焼きが串に刺さってるの?頼まなきゃ!といって注文をしたのです。
すると、出てきたのが、たこ。
自分たちのあほさ加減に大爆笑してしまいました。
たまにはね、こうして笑わないと。
笑うって体にいいらしいですよ。
で、また月曜日から元気に仕事が出来ます。
今日は一日が長かったですねえ。
お疲れ様です、Oさん×2。
投稿者 boribori : 23:59 | コメント (2) | トラックバック
2005年11月26日
集配の時間が読めません。
年末に近づいてくると、集配の時間が読めなくなります。
昨日も府中から、小金井へ。
そこから三鷹のお客様の所を経由して、調布の国領に法人関係に行きました。
そして、そこから府中と国立の境へと配達に回っていたんですが、夏ごろと違い集配の時間がその日によってまちまちになってしまいます。
いつも同じ時間にお伺いできるようにしているのですが年末だけはしかたがありません。
そう、道路工事が入るんです。
これがかなり厄介。
いつもの道を走っていると突然大渋滞にぶつかります。
事故かな?と思っていると、反対車線から車が沢山来たかと思うと、こっちの車線はぴくりとも動かない。
こちらの車線が動く時は反対車線からは車が来ないのでおかしいなあと思っていると、工事中。
太い幹線道路ならそれでも流れてくれるのですが片側一車線のような道路では、工事があるとほぼ動かないんですね。
誤差の激しい所では一時間ほどずれてしまいます。
集配だけは早めにお伺いできる所と出来ない所があるので、なんとも微妙なんですね。
皆さんの予定もあるでしょうから、お約束している時間にお伺いしたいのですが、なかなか難しいです。
今日も、小金井のお客様のお宅から、西国分寺のお客様の所へ。
いつもの細い路地を通ろうとすると、工事で通行止めです。
仕方なく道を探しながら迂回をして何とかたどり着く事が出来ました。
その後、今度は多摩市永山のお客様の所へ。
当店の前を通って行くのですが、当店の前が混むんですね。(-_-;)
こちらは工事ではなくて信号による問題です。
道路も広いのに・・・・・。
これからしばらく、このような状態が続きます。
収まるのは来年の春頃かなあ。
なるべくご迷惑はかけないようにするつもりです。
よろしくお願いします。m(__)m
投稿者 boribori : 23:56 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月25日
最近のリサイクルショップはきれいだ。
先日、仕事の合間に少し時間が取れたので、多摩市にあるリサイクルショップへ行って来ました。
鎌倉街道を下っていき多摩ニュータウン通りとの交差点で左折、大正堂の近くのブックオフです。
ここは本の中古を扱っているだけでなく、衣類やおもちゃ雑貨まで取り扱っています。
目的を果たし、まだ少し時間が合ったのでずらーと並んでいる衣類を見てみることにしました。
ここはきちんと分けられていてとても見やすい。
ブランド物とそうでない物、女性物と男性物、子供服ときちんと分けられています。
しかも、値段が安い。
リサイクルショップでも値段はまちまちですが、ここは安定した値段で売っているようです。
何よりも一番驚いたのが、汚れている服がないこと。
これが一番の驚きです。
リサイクル商品ですから、シミがあったり汚れていたりというのは当たり前だと思って注意深く見ていたんですが、どの商品を見てもそんな物はありません。
しかも、新品まである・・・。
どうやら買って着無かった商品を売っている人もいるみたいです。
お店の人にお話しをうかがってみると、汚れやシミがあるものは買い付けしないのだそうで。
きれいなものだけ買い付けてお店に出しているんだそうで、道理で悪い商品が無いわけです。
お買い得かも。
しかし、やはり注意は必要。
上着類の中に、どうもクリーニングに失敗している商品がいくつかありました。
しみや汚れは無いんですが、毛羽立っていたり、縮んでいたり。
この辺は注意が必要ですね。
じっくりと見て注意して選べば、良い商品を買うことが出来そうです。
ここまで選んで売ってくれていれば一般の人も安心かもしれませんね。
投稿者 boribori : 23:36 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月24日
それは洗えないよなあ。
生協の白石さん、人気ですね。
ワイドショーなどで取り上げられて、知らない人も少ないんじゃないでしょうか。
その白石さん、現在CMに出ているんですが、そのCMが面白い。
モビルスーツが欲しい、と言う一言カードにこう答えています。
モビルスーツを作っている紳士服業者がいません。
主な理由はクリーニングに出せないからだそうです。
白石さん、面白すぎます!
このコメントには続きがあります。
しわ伸ばしは不要では?とは聞けませんでした・・・。
白石さん、ナイスです!
そもそもモビルスーツとは何かというと、昔ガンダムというアニメがありまして、このアニメの中に出てくるロボットの事なんですね。
ちょうど私くらいの世代の人は、子供の頃大はまりでした。
通称ガンプラと呼ばれるプラモデルが大人気だったりとか。
もともとが凝り性なためか、クリーニングという言葉に反応してしまうんですね。
で、このCMです。
つぼにはまりました。
そりゃ、洗う事は出来ませんねえ。
そもそも機械に入りません。
乾燥機もかけられないな。
自然乾燥しようにも工場に入らないし、ハンガーにも吊れないし。
すいません、モビルスーツは洗えません。m(__)m
どちらかというと、洗車に近いかも。(爆)
そういえば、何年か前に本物の建設会社がHP上で架空の仕事を請け負い、見積もりを出していくといったサイトがありました。
その仕事とは、マジンガーゼットの秘密基地を作るとか、銀河鉄道999の線路を作るとか。
ばかばかしいですけど、本気になって見積もりを出しているところに大うけしたものです。
こんな遊び心、好きですよ。
投稿者 boribori : 23:32 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月23日
プレス機で~痛いのがダメな人は読まないでくださいね。
皆さん、お待たせしました。
では、痛い話を。
※ これから書く話は、表現の拙さはともかく、読んでいて気分が悪くなる人もいるかもしれません。
痛いものがダメな人、怖いのもが嫌な方はここから先は読まないでくださいね。
私の母は、よく火傷をします。
この事故は私が子供の頃に起きました。
いくつだったか正確には覚えていないのですが、母曰く、妹をおんぶして仕事をしていた、というのですが・・・・・。
その事故が起きたのはプレス機を使っている最中でした。
綿プレス機といいまして、昨日も書きましたが、鉄板でバチン!とプレスをする機械です。
主に、シーツや包布などをプレスするのに使います。
ちょうどシーツをプレスしていた時の事です。
シーツを綺麗に引っ張ってシワがないように台の上に置きます。
そして、プレス機のボタンを押すと上の鉄板が降りてきて、バチン!とプレスをするのです。
いつものように、プレスをしていた時の事、綺麗にシーツを引っ張りしわをなくして、いざボタンを押しました。
すると、台の上のシーツの端っこがちょっとめくれています。
とっさに母は、めくれたシーツを直そうと手を出してしまったのです。
一瞬の出来事で、家中に悲鳴が上がります。
そうです、母はプレス機に指をはさまれてしまったのです。
このときのプレス機の温度は200℃。
しかも機械的な圧力がかかっているので、尋常じゃありません。
はさまれた指は人差し指。
鉄板が上がるまでに数秒かかっています。
その間、焼きつづけたわけです。
このとき、私はというと、確か裏の方でテレビを見ていたかと思います。
そして、悲鳴が聞こえたのでお店へ。
大人が集まって大騒ぎをしていて、、救急車を呼べ!と怒鳴っていたのを記憶しています。
よくある事故ではありませんが、気持ちはとてもよく分ります。
私たちクリーニング屋は、シワをつけるのが嫌なんです。
プレス機のボタンを押した時に、何かに引っかかってめくれたままプレスがされそうになる事はしょっちゅうあります。
私も、とっさに手を突っ込もうとした事が何回もありますし。
何年かっ経った後に、何で手を入れたの?と母に聞くと、同じような答えが。
とっさに直さなきゃ、と思ったようです。
プレス機が上がった時に、母の人差し指は、骨が見えていたそうです。
つめも無かったかな。
お医者さんの話でも普通は指を切断するような怪我だと。
当店に来ていただいたお客様は知っていますが、母はちゃんと指がありますよね。
どうしてか?
これにも理由があります。
やけどに効くとてもいい薬があることは書きました。
事故の直後に、その薬の中に指を突っ込みつづけたらしいのです。
そのおかげで、指はほぼ綺麗に治りまして、ちょっといびつなんですが、そんなに重大な火傷を負ったようには見えません。
と、当店には火傷にまつわるこんなエピソードがあります。
もちろん、その後はみんな気をつけて仕事をするようにしていますので、軽い火傷はありますが、重大な事故は起きていません。
どの職業でもきっと似たような危険はあるんだと思います。
腕がなくなったりとか、足がなくなったりなんていう職業もありますよね。
漁業でも、網に足を取られてそのまま海へ引きずり込まれてしまったとか。
本当に、安全第一です。
当たり前にこなしていると、自分の仕事の危険性を忘れる事があります。
慣れって本当に恐ろしいですね。
でも、日常にも危険があるということは、絶対に忘れないでいて欲しい、そう思います。
事故は本当に嫌ですもんね。
投稿者 boribori : 23:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月22日
あちっ!
クリーニング屋で多い怪我の一つ、それは火傷です。
洗うのにもお湯を使いますし、アイロンを使う時も熱源を使っています。
周りを見ていると、熱い鉄板だらけ・・・・・。
そりゃ火傷も増えるってもんです。
昨日の晩、母がやってしまいました。
シーツや包布などをプレスしていた時の事。
綿プレス機というものを使っているのですが、これが非常にでっかい鉄板なのです。
大きさで言うと、縦45センチ、横100センチくらいの大きい台の上に、ほぼ同じ大きさの鉄板がバチン!とプレスをしてきます。
怪我はプレスする前に起こりました。
台の奥の方のシーツを直そうとした時に、間違って上の鉄板に指が、ジュッ!っと。
鉄板の温度は約200度。
一瞬で火傷をします。
こういう時のために、火傷専用の良く効く薬を常備しているので、すぐさま塗り、冷やしました。
まさに一瞬の出来事です。
おかげで一晩経てばすっかり痛みは引いて、うっすらと薄皮が見えます。
これでもう大丈夫。
本当によく効く薬なんですよね。
私が子供の頃などはプレスをする機械と言うものがほとんど鉄板剥き出しで、ちょっとした弾みでよく火傷をした物です。
最近は、働く人に優しい機械となってきて段々と減ってきましたが・・・。
うちの母、よく火傷をするんです。
物凄く大きい怪我までしています。
聞きたいですか?
本当に聞きたいですか?
心の準備はいいですか?
聞くだけで痛そう~って言いたくなりますよ?
では、痛い話は明日。
もうしばらくお待ちください。m(__)m
投稿者 boribori : 23:48 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月21日
お国柄
先日、友達から聞いた話で実はカルチャーショックを受けまして。
改めて日本は凄いなあと思った次第です。
それは海外のクリーニングについて。
日本では、技術の差や仕事のポリシーの差はあるのですが、しみや汚れに対して落としたいと言う、ある程度の意識があります。
パリやミラノの有名なクリーニング店へ行った事のある友人から聞いた話なのですが、向こうではまともなしみぬきの技術が無いそうで。
どういう事かと言いますと、しみをつけた人が悪い、と言う事らしいんですね。
少なくとも日本ではそういう考え方はしません。
これは国民性にも関係があるようで、汚れやしみを落とさなくても気にならない文化があるようなのです。
また汚れだけでなく、時間の経過により擦れやキズなどで色が褪せてくるのも当たり前だと感じているようで。
国民性ですかね。
だからなのか、向こうの商品は色止めという作業がされていないですね。
発色はとても綺麗なのですが、洗うと色がはげる物が多いです。
また、出張でアメリカへ長期滞在していたお客様に聞いた話でも、日本製品はとにかく心配りが行き届いていると。
歯ブラシ一つとっても、アメリカ製はただ大きいだけで使い勝手がよろしくない。
日本製はちゃんと歯にあたる角度を考えて作られている。
アメリカに行って日本製のすばらしさを肌で感じてきたと聞きました。
私たちが当たり前に使っている物も、実は世界を見てみるととても優秀な商品なのかもしれません。
いろいろな物でお国柄と言う物が感じられますね。
クリーニングも、日本がすばらしい!といって頂けるようにしたいですね。
投稿者 boribori : 23:01 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月20日
坂道があれば・・・
ここ数日、寒いですが天気が良い日が続いています。
午前中から、子供を連れて遊びに行ってきてと言われ、遊びに行って参りました。
大きい子供ではないですから、あまり遠出も出来ず、結局とりあえず旧さくらサンリバー手前の緑地公園へ。
あそこの公園は日が良くあたるんですよね。
ぽっかぽかで。
子供連れているのに、ついつい眠くなります。(笑)
ちょうどゲートボールをやっていまして、おじいさんおばあさん、元気にやっていました。
ここの公園には幼稚園に入る前の子どもが遊ぶにはちょうど良い滑り台があります。
高くも無く、急でもない。
普通の滑り台では、幼稚園前の子供ではちょっときついんですね。
しかし、ここの滑り台だと、ほうっておいても自力で登っていきまして自分で滑って降りてこられます。
うん、こういう遊具をもっと増やして欲しいな。
他にも色々ありまして、小一時間ほどゆったりとしておりました。
そのうちに、多摩川に久しぶりに行ってみたくなり、れっつごー!
車で関戸橋を渡りますから、いつも見ているはずなんですが、土手に立った瞬間、とても良い景色に圧倒されました。
中河原にはこんなにすばらしい所があるんだなあと再確認です。
サイクリングロードも充実していますしね。
駅前よりも日曜に限っては土手の方が人が多いんじゃないでしょうか。
私が見たくて連れてきたので、子供たちは暇だろうなあと思っていたら、一向に帰ろうとしません。
なんと、土手の芝生で遊んでいます。
それも、ただ登って降りての繰り返し・・・・・。
子供にとっては何でも遊ぶ道具になってしまうんですね。
ただの坂道が十分な遊び場へと変身していました。
そういえば、子供の頃に段ボールを持って来て滑って遊んでいたなと思い出しまして、次回は段ボール持参を固く決意。
さくらサンリバーがある頃は麻生K祖から段ボールを失敬してきたんですけどね。(笑)
良い思い出です。
帰ってきてお昼寝を済ませた子供たちは、じじばばと温泉へ行ってしまいました。
タフですねえ。
久しぶりに子供から開放されたので、今日は早めにブログの更新です。
さー、時間があるうちに片付け物しちゃおうっと。
投稿者 boribori : 15:15 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月19日
日本は長いですね
本格的な寒さになってからはや一週間ほど。
東京だけかと思っていたら、大阪へ出張に行ってらっしゃるお客さんとの会話でそうでないことが分りました。
東京大阪間が約600キロくらいでしょうか。
季節に変わりはないようですね。
そういえば、春先などの衣類が出る時期もそう大差なく出始めます。
これは日本全国ほぼ同じ頃だと言ってもいいかもしれません。
たとえば、札幌の方で東京から見たら気温がそんなに高くなくても、東京なんかと出る時期は大体同じになります。
一ヶ月もずれ込むなんて話は聞いた事が無い。
もちろん、天気によって若干の差はありますよ。
雨が続いていたりすると、上がるまで動きませんし。
しかし、面白いお話しを今日は聞く事が出来ました。
関西方面は今年も暑かったと思います。
気温を見ていても36度なんていう日がかなり長く続いていたような気がしますし。
関西と東京を往復しているお客様のお話しをうかがっていると、暑い事は暑いらしいのですが、東京のそれとは質が違うそうです。
その違い、それは湿度の違いがあるようなのです。
大阪は暑いと言うか痛いに違いそうで。
そして東京は、もわっとした暑さで湿度を強く感じるそうです。
だから、大阪は暑いけど耐えられると言うようなお話でした。
これは実際にその時期に行き来していないと分らないですよね。
日本は横長ですし、山がありますから同じような気温でも微妙に違うのかもしれません。
私の友達のいる新潟では冬に乾燥などしないらしいのです。
山に湿気があたって、戻ってきてしまい、それが雪になって降り積もるんだそうで、一晩で2Mも積もる時があるとか。
その山向こう、私の母方の実家の群馬では昔っから空っ風と言われるくらい乾燥をしています。
湿度が山を越えてこないからなんですね。
その代わり、山を越えて雪が舞い降りてくる事があります。
この雪のことを、風花と言うんですが、なにか普通の雪と違い、ふわっとした幻想的な雪なんですね。
狭い狭いと言われる日本でも、こんなにも差があるなんて。
本当に面白いものです。
これが世界に目を向けるともっともっと差が出るんでしょうね。
日本での常識が世界では非常識、等という話は山ほどあります。
メイドインジャパンはすばらしい評価を世界から受けていますが、そこには裏付ける物があるようです。
今度はその話を書いてみようかな。
投稿者 boribori : 23:56 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月18日
仲間と再会
今日は夕方から、日本橋にて以前一緒に勉強会に所属していた仲間と再会をしました。
勉強会で講師をして頂いた先生が東京へ来ていて、それに合わせてみんな集まったんです。
わざわざ新潟から駆けつけてくれた友達も。
たまっていた仕事を終わらせて電車に飛び乗ったのですが、普段から電車に乗らないので全然分りません。
出る前にパソコンで調べてからいったんですが、ちょっとしたハプニングがあり、集合時間に遅れてしまいました。
なんと、都営新宿線の線路内に犬が入ってしまったらしいのです。
おかげで、電車は遅れるし、笹塚では下りのホームが人であふれ返っていて、今にも人が線路に落ちそうな感じ。
ちょうど帰りのラッシュの時間帯でしたからそうなってしまったんでしょう。
今日の集まりは、情報交換とこれからについての話をしました。
少し思う所がありまして、また勉強会でもしようか?と言う相談をしたんです。
結果は色々と話が飛びすぎてまとまらなかったので、また次回へ持ち越し。(^_^;)
私たちの集まりはみんなが色々な情報をもっているので、話が飛びやすいのが難点で。
今日も各々ここ数年間で得た情報をみんなで話をしてましたね。
帰りの電車の中で、相変わらず京王線は混むなあと思っていると、スーツ姿のサラリーマンがたくさん。
こんなに寒いのに薄いスーツを着ている人がたくさんいる。
最近はスーツに冬物とかってないんですよね。
3シーズンとか平気で着れますから、汚いスーツが多かったかな。(^_^;)
正確には色が悪いスーツですね。
クリーニング屋さんが悪いのか、洗ってないで汚れているのか。
どうも電車に乗ると、周りの服装が気になっていけません。
これも職業病と言うやつでしょうか。
やっぱり皆さん、スーツはこまめに洗った方がいいですよ。
こんな寒いのに臭いがします。
奥様方、旦那さんのスーツをかいで見てくださいね。
匂いがしたら、ファブリーズ・・・じゃなくてクリーニングが必要です。
におい消しだけじゃダメですよ。
投稿者 boribori : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月17日
アベレージ150
さくらサンリバーが営業を止めてから2ヶ月とちょっとが経ちました。
まだ建物は残っているし、上にボーリングのピンがあって、まだ営業をしているような錯覚に陥る事があります。
関戸橋を多摩市の方から集配から帰ってくるときに、さくらサンリバーを見るとなぜかほっとするんですよね。
そんなに遠くへ配達に出かけたわけでもないのに、帰ってきたのね、なんて思う瞬間です。
サンリバーにはボーリングをする人がたくさんいらっしゃいました。
サンリバーが営業を止めて、皆さんどこへボーリングをしにいっているのかと思っていると、皆さんまちまちのようで。
立川へ行く人、府中のさくら三番館へ行く人、永山へ行く人。
なぜか一番人気は立川ですね。
近いのは永山で、行きやすいのは府中なんですけど。
府中の三番館のボーリング場はちょっと変わっています。
真中に通路がありまして、そこから左右にレーンがあるんです。
そんな作りのせいか、ちょっと短く感じるんですよね。
今日当店へご来店くださったお客様は御年70歳。
今から永山へボーリングをしに行くと言います。
行く前にクリーニングを出しに寄っていってくださったんですね。
体を動かしていないとだめだと言って、ボーリングをしているそうで、なんと!一日3ゲームしてアベレージ150だそうです!
70歳ですよ?
倶楽部のメンバーはもうちょっと若いと言いますが、それでも200オーバーだとか。
いやはや恐れ入ります。
皆さん相当サンリバーで鍛えてきたんでしょうねえ。
大変だ大変だと言いつつも、顔を見ると実にいい笑顔で笑ってくださいます。
充実した毎日を送っていらっしゃるんでしょう。
サンリバーがなくなって一時は寂しかったようです。
長年地元で愛されてきましたからね。
やはり、あの場所には娯楽施設が似合いそうです。
しかし、噂ではマンションが建つとか。
いろいろ噂が広がっていてどれもしっかりとした話ではないのでここでは書きませんが、どの噂もあまりいい噂ではありません。
今後どうなっていくのか、早く知りたいですね。
投稿者 boribori : 23:38 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月16日
ガイアの夜明けで
昨日の晩、テレビ東京の『ガイアの夜明け』にて、クリーニング業界の事が取り上げられていました。
内容は原油の高騰に影響を受けている業種の対応を追ったものです。
見られた方はいらっしゃるでしょうか?
クリーニングからは、e-クローゼットを展開している喜久屋さんやなぜかテレビで取り上げられる事が多い?京都のハッピーさん、埼玉県川越でクリーニングを営んでいるワンライフクリーニングさんが出ていましたね。
喜久屋さんやハッピーさんはある意味業界の代表的な扱いでしたが・・・。
ワンライフクリーニングさんの内容、皆さんはどう思われたでしょうか?
主にクリーニング屋さんの下請けをしていて、毎晩遅くまで洗いや仕上げに追われている・・・・・。
家族でやっていて、長男さんは自分のお小遣いのために朝はアルバイトへ出ている。
売上も落ちてきている所へ、原油高の影響で、仕入れている物がすべて上がっていってしまう・・・・・。
番組でも言っていましたが、クリーニング屋さんほど原油とかかわりの深い業種は少ないかもしれません。
ドライクリーニングの溶剤、染み抜き剤、包装資材、ハンガー、車のガソリン代、ボイラーの灯油代・・・・・、とすべての仕事に関わっています。
水で洗うクリーニングも原油高の影響を受けてしまいます。
それは、乾燥工程や仕上げ工程です。
ボイラーで蒸気を炊いて、その熱を利用して乾燥したり、アイロンやプレス機で仕上げを行っているため、影響が出てしまうんですね。
喜久屋さんのような大手ももちろんありますが、クリーニング屋さんは圧倒的に中小・零細が多いんです。
そう、ワンライフクリーニングさんのように。
そこに、今回の原油高での大打撃。
デフレによる売上不振など、光は見えるのか?と疑いたくなるような状況ですが、希望もあるんですね。
それは、若い人が入ってくれること。
ワンライフクリーニングさんでも、息子さんが仕事を手伝ってくれていました。
自分の小遣いもままならないのに他でアルバイトをしても、きちんと実家の仕事をしている。
そして、ご両親と協力して努力している姿が放映されていました。
どんなに稼いでいる会社でも後継者がいなければその会社はなくなってしまいます。
事業は一度立ち上がるともうそれは個人の物だけではないんですね。
利用していただいているお客様もいます。
お世話になっている人もいます。
そういう人たちのためにも、継続していく事が大事なんです。
厳しい時代に入っているクリーニング業ですが、それでも若い人が入ってくれるというのがとても嬉しい。
クリーニング屋さんになってみようかな?と思ってくれることが嬉しい。
可能性を感じてくれているわけでしょう?
本当に、クリーニング屋さんはいいですよ。
しみが落ちれば嬉しいし、綺麗になると更に嬉しい。
きちっとアイロンをかけた衣類を見ていると、それだけでも気分がいいし。
さらに、お客様にありがとうって言ってもらえる。
これが一番嬉しい。
こんなありがとうと言う言葉が身近にある仕事も少ないんじゃないかなあと思います。
ちょびっと嫌な事もあることはあるけど、そんなのがすべて消し飛んでくれるくらい、お客様からのありがとうにはパワーがあるんです。
きっとワンライフクリーニングの息子さんもこれからたくさんお客様にありがとうを言ってもらって、この喜びを感じてくれる事と思います。
ぜひ、頑張って欲しいですね。
原油高はこれからもっともっといろんな業界や物に出てきます。
まだまだ正念場は続きますね。
うん、でも負けてられない。
頑張ろう。
投稿者 boribori : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月15日
火事だ!
昨日、ブログを書いている時にけたたましいサイレンの音が!
ビルがたくさん建ってしまったので、音の方向からどの辺が火事だか断定できません。
外を見渡しても音はするものの消防車の姿は見えない・・・・・。
日付が変わってもサイレンの音がずーっとしているし・・・。
こういう時は掲示板だと思い、府中市・中河原近辺の掲示板を手当たり次第に検索をかけてみると、南町の商店街から出火との事。
しかも、商店全焼との話なので、ビックリしてしまいました。
私も子供の頃にお世話になったお店だったので、場所が分った時はただただ無事を祈るだけで。
鎌倉街道はよくサイレンの音がするんです。
恵仁会病院がありますし、多摩には南部地域病院は日赤病院など大きい病院があります。
また、府中にも都立府中病院などがありますので、鎌倉街道を救急車が良く通るんですね。
関戸橋の辺りから取り締まりもよくしていますので、パトカーの音も聞きなれているつもりなのですが・・・・。
それでも最近パトカーや消防車のサイレンの音が増えたように感じています。
まだ乾燥しているって訳でもないので、火事の時期と言うわけでもないですし。
まだ今回の火事の原因も特定できていないと言う話ですしね。
去年も中河原周辺で火事がたくさんありました。
火事はすべての物を焼き尽くします。
残った家財道具もすすや消化のために水浸しで使い物になりません。
本当にすべてを失ってしまうんですね。
起きて欲しくないものの一つです。
これから乾燥しだしますし、火の元には十分お気をつけください。
やっぱり笑って楽しく生活できるのが一番です・・・。
投稿者 boribori : 23:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月14日
冬到来
先週とはうって変わってこの寒さ。
いよいよ冬到来といった所でしょうか。
今年は、11月に入っても暖かく、結構皆さん薄着で生活されていましたね。
朝晩は確かに冷える、でも日中は少し汗ばむくらいの陽気が続いていました。
急に冷え込んでくると、去年の冬物がクリーニングに出てきます。(笑)
着たくなって出してみたら汚れていた、と言った感じのようです。
ここ数年、ライフスタイルの変化が見られます。
10年程前なら、着たら洗って仕舞う、と言うのが普通でした。
それが、着たら洗うから、着る時に洗う、に変化しているのです。
この変化は大きな差があります。
汚れが付いたまま半年間放置していると、黄変やカビなどの変化が出てきます。
クリーニングすればある程度は落ちるのですが、黄色くなった姿を見て捨ててしまう人も増えています。
衣類のサイクルが早くなっているんでしょうね。
流行りももちろんあるのでしょうが、買った服が何年も着られなくなっているといってもいいかもしれません。
お客様とお話しをしていると、買って数年の服をまだ着れるかなあと言う会話を良く聞きます。
また、ライフスタイルの変化から、最近は衛生観念の低下も懸念されます。
汚れに対する意識がどんどん低くなっている、そんな印象を受けるんです。
ジーンズなどで着用しつづけていい感じに色を落とすと言うのはあるんですが、普通の衣類も洗わないで着続けているのを見るとちょっと怖いですね。
そもそもクリーニングや洗濯は公衆衛生なんです。
つまり、洗わないと不潔ですよ、伝染病などの病気が蔓延しますよ、と言う事を防止する役目を持っているわけです。
ですが、日本では外国のように伝染病などの流行りも聞かないし、安全だと思っている。
このまま安全でいてくれればいいんですけどね。
冬が来ると風邪も流行りだします。
洗ってないオーバーやコートなど、早めにクリーニングしちゃいましょう。
結構混んでくるので仕上がりまでに時間がかかることもあります。
お早めに。
投稿者 boribori : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月13日
郷土の森で焼きいも
先日、府中市の広報に、郷土の森での焼き芋の話が載っていました。
今日は朝からそれに参加です。
内容は、郷土の森にあるいも畑から、芋を掘り、園内の落ち葉を集めて落ち葉焚きをし、そこで掘ったイモを焼こう!と言う企画です。
先着50名までで、9時30分集合。
会費一人200円・・・・・・・、安い!安すぎます!
9時半集合だし、広報にチョコっと載っていただけなんで、十分間に合うでしょ、なんて思いながら、念のため9時ちょっと前に家を出発。
9時過ぎに郷土の森へついて、中に入ると、なぜか子供を連れた親御さんが園内を走っているんですね。
行く方向は、私たちと同じ・・・・・、イモかー!
まさかいも掘りがこんなに人気があるなんて。
小さい子を連れていたので走る事は出来ませんでしたが、全速力で歩きまして(笑)、会場へ到着。
すると、すでに物凄い人がいます。
あちゃー、これじゃダメかなあと思いつつ、とりあえず時間まで並んで待つ事にしました。
郷土の森にイモ畑なんてあるのか?と思っていると、ちゃんとあるんですね。
しかも、その先には水田まである。
いつも梅やアジサイに気を取られているので気付かなかったんでしょう。
そして、順番にイモを掘り始めます。
周りの人に話を聞いてみると、府中以外から来ている人がたくさんいらっしゃる。
昭島から来ている人もいて、どこで知ったのかと思っていると、ネットから。
府中の知り合いに芋堀の話を聞き、ネットで調べたら今日あると知って駆けつけたようです。
お金を払うと番号札を引きます。
引いた番号のイモを掘れると言う訳です。
うちまで回るかなとドキドキしていたら、何とか掘れる事になりました。
うちが引いたのは58番、59番。
大きいイモが取れるといいけど、こればっかりは運ですからね、仕方ない。
いざ掘り始めると、とても簡単で周りの土を掘り、ツルをひょいっと持ち上げるとイモが全部取れます。
一つのツルに4つから5つくらい芋がついています。
そして、掘った芋を今度は洗うわけです。
ゴシゴシ洗いまして、アルミホイルで巻き、名前を書いて準備完了。
後は落ち葉焚きに続きます。
落ち葉は朝から園内を回って拾っていただいているので、山のようにあります。
係りの人が準備をしてくれて、落ち葉に火をつけると、辺り一面白い煙だらけ。
そういえば、昔はこんな臭いがいつもしてたなあと、懐かしく感じました。
しかし、今の子からすると初めての経験で、目が痛いだの喉が痛いだの大騒ぎでしたね。
いい経験でしょう。
落ち葉に火をつけても芋はすぐに入れません。
芋を入れるのは火が落ちてから、そう灰になってからです。
ある程度燃えて、落ち葉が灰になったら芋の出番。
芋を入れます。
ここから約50分くらい、焼けるまで時間がかかります。
皆さん、各々好きなことをやっていました。
じーっと見つめている人、敷物を広げてお茶を飲んでいる人、園内をぐるりと回っている人。
様々ですね。
私たちはというと、はけの茶屋で飲み物とお菓子を買い、焼けるまでのつなぎとして子供たちに食べさせて、一息ついていました。
そして、はけの茶屋で鯉の餌を買いまして、池にいる鯉に餌をあげていたんです。
今日は焼き芋で誰も来なかったのか、鯉が寄って来る寄って来る。
相当お腹がすいていたんでしょうね。
しこたま食べさせてあげました。
ちなみに鯉の餌、50円です。
そんな事をしているうちに、そろそろ焼きあがる時間。
落ち葉焚きの近くに行くと、おいしい香りがしてきます。
最初に掘った人たちはもう食べ始めているんですね。
私たちも急いで行きました。
係りの人にお願いして取ってもらうと見事に焼けた焼きいもが。
ホクホクっとしてて、物凄く甘そうな匂いがしてきます。
子供がせがむのでとりあえず一口。
『うまい。』
まだうまくしゃべれない下の子の第一声です。
本当にうまいんだろうな。(笑)
それから、焼けた芋をバクバク食べまして、帰るまでに完食してしまいました。
石やき芋とはまた違ったしっとりとホクホクしたおイモになるんですね。
参加した皆さん、本当にいい笑顔で楽しんでいるようでした。
その後、園内をしばらく散歩した後、博物館の喫茶店で食事をして、和太鼓の演奏を聞いて帰ってまいりました。
和太鼓の演奏も良かったですよ。
郷土の森は結構たくさんのイベントをやっているんですよね。
しかも、面白い。
またチェックして行かなきゃいけません。
ちなみにこの焼きいもは毎年やっているそうで、来年もやるようです。
ぜひ、郷土の森のHPもしくは府中市の広報をチェックしてみてくださいね。
来年はもっと早く来てダッシュします。(笑)
投稿者 boribori : 22:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月12日
盗難注意!
世の中物騒になりました。
私の友達が、この一年の間に2人も泥棒に入られたんです。
同じクリーニング屋さんなのですが、閉店後狙われたんですね。
取られたのは、レジに入っていた現金。
何年か前も、閉店後のお店を狙う窃盗団がいるので・・・・・、と言うお話しを警察の方から聞かされました。
先日、集配の途中に車をとめていると、お客様の所から帰ってきたところ、警察の方に呼び止められました。
駐車違反かな?と思っていると、ちょっと違います。
物の数分で戻ってくるのと、運転手が近くにいますよと言う意思表示のため、私はキーを挿したままエンジンをかけてお客様の所へ行ってしまったのですが、その事について注意を受けました。
最近はその数分で車ごと盗まれるケースが増えているそうで、きわめて危ない停め方だったらしいのです。
しかも、最近の窃盗団は中国人で軍隊に入っていた人間だとの情報も。
絶対勝てないからね、とくぎまで刺されました。
お金なら諦めもつきますが、クリーニングした衣類まで持っていかれてしまっては、目も当てられません。
お客様になんと言って謝っていいか・・・。
人の服なんて持っていく人いないと思いますよね?
でもですね、最近はそうでもないんですよ。
知り合いのお店では、お店の中にあった衣類を全部持っていかれたことがあります。
やはり閉店後の事です。
また、洗う前の衣類を盗まれた業者さんもいます。
お金だけとは限らないんですね。
本当に物騒な世の中になりました。
安心して集配に回れないなんて・・・。
しかし、車をとめる時にキーを外していくようになると、駐車違反になりかねません。
今度はそっちの心配も増えたりして。
まだ駐車違反のほうがいいですかね。
個人情報目当ての車上荒らしもいるようですし、本当に気をつけたいと思います。
府中周辺、盗難や空き巣が増えているようです。
皆さん、お気をつけください。
投稿者 boribori : 23:10 | コメント (2) | トラックバック
2005年11月11日
コインランドリーを考える
昨日の続きです。
コインランドリーはどうなのか?
最近のコインランドリーは凄いですよね。
従来のお風呂屋さんの横にあったような物とは違い、クリーニング屋さんと同じドラム型の洗濯機を置いたり、しみぬき機を置いたり、仕上げ機を置いたり、ドライ機を置いてみたり。
また、地域のコミュニケーションスポットとして、休憩所みたいなものも併設されていたりします。
しかも、今までの薄暗いイメージから、とても綺麗で清潔感のあるスペースへと変化しました。
仕上げ機やしみ抜き機が置いてあるコインランドリーは、スタッフが常駐している事があります。
使い方を指導するためです。
アイロンも高熱ですし、染み抜きもやはり危険です。
素人の方に簡単に使ってもらっていいものではありません。
万が一の事故もありえますし、きちんと指導しているんでしょうね。
ここまで書いていると、コインランドリー、すげえじゃん!とか思ったりもするんですが、プロとしてみてみると微妙なんですね。
何が微妙かと言いますと、綺麗にならない・・・・・。
私も数回利用した事があるのですが、満足な仕上がりになった事がないのです。
ドラム型である、お湯も使える、なのに綺麗にならない。
入れる衣類の量もきちんと適切な量で入れているのに・・・・・。
答えはわかっているんです。
洗浄時間が短すぎるんです・・・・・。
汚れが落ちるのには機械的な力ももちろん関わってきますが、汚れが落ち始める時間帯と言うのもあります。
つまり、汚れが落ち始める前に洗浄を終えてしまうと綺麗にならないんです。
しかも、、すすぎも足りないしやはり短いし。
プロとして品質を要求しているので、かなり厳しい評価となっています。
また、ドライクリーニングが出来るコインランドリーも増えました。
ドライクリーニングは、非常に管理が難しいクリーニングです。
洗った洗浄液を捨てる事が出来ないので、ろ過しながら使っていきます。
人が管理しないドライクリーニングの機械がどこまで管理されているのか?少々不安を感じてしまいます。
それと、ドライクリーニングの溶剤は数種類ありまして、各々特性が違います。
洗えない服や装飾品もありますので、コインドライをご利用になる前に、スタッフの方に相談するか機械の前に張ってある説明や注意書きをよく読んでみてください。
もし、その説明が理解出来ないようであれば、利用するのを止めることも一つの選択肢になります。
これらはあくまでもプロとしての意見です。
家庭用の洗濯の延長と捉えれば問題のないレベルといえなくもありません。
ただし!ちゃんとしたクリーニング屋さんのレベルと比較するとちょっと厳しいですね。
もし、コインランドリーを使ってもっと綺麗にしたいのであれば、洗う前の前処理が必要になってくると思います。
クリーニングに出すよりも安く洗えるコインランドリー。
綺麗にしようと思ったら、やはり手間ひまかける必要がありそうですね。
投稿者 boribori : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月10日
布団と家庭用洗濯機
最近の家庭用の洗濯機は大型化しています。
その他の機能も充実しているし、静穏設計で夜でも洗えたり。
大型化しているためか、家庭で布団を洗う方がたまにいらっしゃいます。
大人の布団は無理ですよ。
洗うのは毛布や子供用の布団です。
全部が全部洗えるわけではありませんので、洗える物だけを選んでやっているようです。
しかーし、やはり家庭用の洗濯機、ちょっと厳しいんですね。
洗濯層に入る事は入るんですが、ぎゅうぎゅう詰めで洗っても中で布団が動きません。
つまり、水がタダ布団の中を通っているだけ。
これでは汚れも落ちませんよね。
ドラム型の洗濯機の場合は、それでも若干上から下へ落ちるので、汚れに効果はあると思いますが、普通の撹拌式の洗濯機ではどうしようもありません。
洗濯機にも綺麗に洗うための適切な量と言う物が存在します。
まず、洗濯層いっぱいに詰め込むのはダメ。
アウトです。
先にも書きましたが、洗濯層の中いっぱいにしてしまうと水がタダ通り抜けるだけになってしまうので汚れが落ちません。
理想は60%くらいでしょうか。
洗っている最中に衣類がきちんと回って少し隙間が出来るくらいがちょうどいいですね。
乾燥工程は更にシビアです。
洗濯乾燥機は自動で乾燥工程までこなしますが、乾燥までする場合はもっと少なくしないといけません。
乾燥工程で衣類が多いと、シワが増えますし乾燥に時間がかかってしまいます。
シワなく綺麗に乾燥したいのなら、50%以下、40%くらいがちょうどいい量ですね。
こうなってしまうと、なかなか家では大きい物は洗えなくなってしまいます。
ではどうするか?
クリーニング屋さんに任せるかコインランドリーか・・・・・。
コインランドリー、最近は設備が充実していて良さそうですよね。
でも、実際は???
コインランドリーについて、次回少し書いてみたいと思います。
投稿者 boribori : 22:41 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月09日
酉の市
今日は酉の市です。
仕事が早く終わったので、晩御飯を食べた後に子供と大國魂神社へ。
酉の市の説明はこちら。
大國魂神社境内から横にすっと入った所に大鷲神社がありまして、熊手を購入する事が出来ます。
また、大國魂神社境内までの参道にも出店が出ておりまして、そこでも大きい熊手が売っているんですね。
こちらの熊手はテレビでよく見るハデハデな熊手です。
しかも物凄くおっきい。
今日もうちの子供くらいの大きさの熊手を買っている人がいました。
うーん、いくらしたんだろう・・・・・、○万円くらいかな?
毎年大きくしていくのがいいとされていますから、きっと順調な年だったんでしょうね。
参道のお店で熊手を買うと手締めをしてくれます。
こちらも熊手の料金によって違うのですが、大きい熊手を購入した方は、歩いている人が立ち止まるほど大きな声で手締めをしてくれまして、それはそれは見ごたえがあるんです。
これを見るだけでも行く価値あるかも。(笑)
しかし、ここ数年はめっきりと人が少なくなりましたね。
10年程前は、道には人だかりでまともに歩けないほどでした。
熊手を買う人も多かったし、あっちで三本締めをしてたと思ったら、こちらでもと言うような感じでそれはもう賑やかだったものです。
今でも十分にぎやかですが、当時を知る人からすると物足りないかもしれません。
やはり景気が良くないのかな。
また昔のように、景気のいい賑やかな酉の市が見たいと思いました。
今年はもう一日お酉様があります。
二の酉は21日だそうです。
6:00~24:00までやっているようなので、お時間のある方、ぜひ立ち寄ってみてください。
今日も学校帰りの制服を着た学生さんも多数きていましたし、スーツ姿の人も見かけました。
大國魂神社は出店もずらーっと並んでいてお祭り気分が十分に味わえます。
行ってみてくださいね。
投稿者 boribori : 23:47 | コメント (1) | トラックバック
2005年11月08日
デラックスでクリーニングしておいて、カシミヤを縮ませるとは何事だ?
お客様が、姪っ子さんからいただいたと言うカシミヤのセーターをお持ちになりました。
サイズが合わなくなったのでいただいたらしい。
セーターにはクリーニングから帰ってきたばかりの、デラックスと言うタグが張ってあり、お客様がそれをとってお持ちになったのです。
手にとって見ると、確かにカシミヤ・・・・・、でも、縮んでる。
アンゴラとは違い、ぎゅーっと縮んでいるわけではないのですが、明らかに詰まっています。
この縮みを何とかしてくれないか?と言うご相談だったのです。
地が詰まっているので、どこまで回復するか正直分りません。
伸ばす薬剤も持っているんですが、果たしてどこまで回復するか・・・。
しばらくお預かりさせて頂く事になりました。
しかし、デラックスでお預かりして、このクリーニング屋さんはいったいどうしちゃったんでしょうか???
そもそもこのお店ではデラックスはどういったものを指すんでしょうか?
このような仕上がりを見てしまうと、首を傾げたくなります。
仕上げを丁寧にしたのかなあ?
カシミヤは洗いから変えないとダメです。
他の衣類と同じ様に扱っているとおかしくなります。
ここでも書きましたが、当店にはデラックスと言うコースは存在していません。
それは、衣類にあわせたクリーニングをしているからです。
衣類は素材やデザイン、装飾品などで扱いが全部違ってきます。
同じように扱ってしまうと無理が出ることが多々あるんですね。
ですので、当店では品物にあわせてクリーニングをしていると言うわけです。
せっかく信用していただいて、クリーニングに出していただいているのに、これじゃあねえ。
このようなことはよくあるので、どこのクリーニング屋さんで洗ったか聞くのですが、今回はもらい物ですからそこまでは分りませんでした。
なぜ、クリーニング屋さんの名前を聞くかと言いますと、どういったクリーニングをされていたか知るためなんですね。
ちぢみの原因もいくつか種類があります。
原因によっては対処の仕方も変わってきますので、調べるわけです。
それはしみ抜きでも同じ。
情報はなるべく多い方がいいんですね。
カシミヤも最近はお手頃な値段で購入が出来るようになりました。
しかし、いくら安く買う事が出来てもカシミヤに違いはありません。
やはり扱いは丁寧にしなければいけないんですね。
安かったからと言っても、変な所へ出せば一度で着れなくなってしまいます。
また、着るために、長く着るために、クリーニング屋さんはちゃんと選んでくださいね。
今回のクリーニング屋さんの仕事がたまたまである事を願っています。
このような仕事を常にしているような事が無いように・・・。
投稿者 boribori : 23:03 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月07日
シミ抜きは出来ますか?
たまにある質問ですが、シミ抜きはしていただけますか?と言うのがあります。
確かに、看板にシミ抜きとうたってもいないし、こちらもお客様にシミ抜きの宣伝もしていません。
でもでもでもね、うちもシミ抜きやってるんですよ。(笑)
クリーニング屋さんの中では、しみぬきを大々的にアピールしている所もあるので、染み抜きとクリーニングは別なのかな?と思っているお客様もいるのかもしれません。
また、染み抜きの専門店と言うものもあります。
こちらは、主に着物などの染み抜きで、染み抜きしかやらないお店です。
技術に差はありますが、クリーニングをしていると必然的にしみぬきもするようになるんですね。
取次店などで、染み抜きは当店ではしていません、と言う所もありますが、あれも表立って引き受けていないだけで、工場内ではチョコチョコしみぬきをしています。
でも、技術者がいると言うわけでもないので、問題が起こりそうな物は引き受けないんですね。
しみ抜きをうたっていなくても、あそこのクリーニング屋さんに出すと綺麗になって返ってくる!と言うお店が必ずありますよね。
また、しみ抜きをうたっているのに綺麗にならないで返ってくるお店もあります。
ここが肝心なんですが、シミ抜きはあまりたらい回しにしないほうがよろしい。
出来る事なら一軒目で綺麗に落としてもらわないと、段々と落ちにくくなってしまいます。
気に入っている服などでシミが付いた場合は、とりあえずクリーニングではなく、ここなら落としてくれる!と言うお店に最初から行くようにしましょう。
そのためにも、自分の住んでいる周辺の、綺麗にしてくれると言う評判のクリーニング屋さんは絶対に抑えておいてくださいね。
また、今ではネットでもクリーニングを受け付けてくれます。
当店でもカシミヤクリーニング.COMや、一伸ドライクリーニング店のHPにてクリーニング品を受け付けております。
場合によっては送料などがかかりますが、インターネットで探すのも一つの手です。
ぜひ、任せられるクリーニング屋さんを見つけておいてくださいね。
投稿者 boribori : 20:47 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月06日
昔のビデオ
お休みの今日は、お片付けです。
諸事情により、片付けろ!と命令されてしぶしぶ昔撮っていたビデオの整理をはじめました。
全部捨てると言うわけにもいかず、一つ一つ再生して確認しながらの作業です。
主にテレビの録画なんですが、まーとても懐かしい映像ばかり。
特に、CMなんかはその時代を表したようなものが多くありますね。
また、若かりし頃の芸能人を見たりすると、自分も確実に年を取っていると痛感したりして・・・。
ビデオテープのグレードも関係しているようで、結構いいテープで取っておいたものは、再生しても全然大丈夫。
3倍で録画していても大した劣化もせずにきちんと見れました。
問題は、何度も上書きしたり、安いテープを3倍速で撮っていたりしたもの。
こちらは、再生すらされない物や音声が途切れてしまう物、画像が荒すぎて何がなんだかわからない物までありましたね。
こんな所でテープのグレードを感じる事が出来ました。
当時は、急いで録画するために高いのを承知でコンビニで買っていたものなんですけどね・・・。
さて、このビデオテープ、どうしようか迷っています。
DVDにおこすか、そのまま保存をしておくか。
貴重なライブ映像や特番などもあるので、なるべくなら取って置きたいんですよね・・・。
良いアイデアないでしょうか?
DVDに簡単にコピーできるビデオ、売ってないかなあ。
投稿者 boribori : 22:57 | コメント (2) | トラックバック
2005年11月05日
着れなくなった服のサイズを直して
クリーニングという商売柄か、いらない洋服が沢山集まってきます。
サイズが合わなくて着れなくなってしまったとか、定年を迎えてスーツを処分したいなどの理由から、お客様の所からそのまま引き取ってくる事が多いのです。
いただいてくる服はどれもとても良い物で、スーツなどは仕立てのいいものだったりします。
スーツなどはサイズが近い人などにそのまま譲るのですが、やっぱり若干のサイズ直しは必要です。
このサイズ直し、あまり知られていませんが、かなり直せるんですよ。
ズボンのウェストは当たり前、詰めたり出したり十分出来ます。
また、上着の袖も詰める事が出来ますね。
さらにさらに、上着などは背中を詰める事で全体のサイズを調節する事も出来るのです。
デザインもあるので、何でも出来ると言ったわけではありませんが、それでも十分着る事が出来るように直すことが出来ます。
これは新しい服を買ってきたときも同じ。
やはり既製品ですから、自分の体に合わない部分と言うのは出てきます。
丈は合うのに袖が長かったり、ウェストが大きかったり。
そういう時は、ぜひサイズ直しをしてくださいね。
革製品でも綺麗に直せますよ。
皮ジャンなどは袖丈がきちんとあっている方が格好がいいですよね。
こちらも直すことが出来ますから、購入する時にぜひお店の人にご相談してみてください。
最近は、クリーニングや洗濯で縮めようとする人が多いようですが、それはやはり邪道です。
縮ませる事が出来るものもありますが、風合いも同時に変化しますし、生地が違った物になってしまいます。
また、縮んだと思っても着用中にまた延びてきたり・・・。
直すときはきちんとサイズ直しをしてもらいましょう。
投稿者 boribori : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月04日
良い服の選び方を教えてください。
お客様とお話しをしていると、良くこの質問をされます。
良い服の選び方・・・・・、非常に難しいです。(-_-;)
と言うのも、良い服というのは何を指すか?で全然違ってしまうからなんですね。
着心地が良い服も良い服ですし、デザインがいいのも良い服です。
大体お話しをうかがっていると、耐久性があるものを求めているようなんですが・・・。
商売をしていて、感じる事なのですが、高級品・良い商品=耐久性がある商品と言うようなイメージみたいです。
しかも、耐久性の中にはノーメンテナンスで使えると思っている人もいるみたい。
日本製の商品は確かに外国性のものに比べても商品自体の完成度は高いし耐久性もあると思いますが、それでもノーメンテナンスと言うわけには行かないでしょう。
長持ちする衣類が欲しい、その気持ちはよく分ります。
では、どういった物が長持ちするのか?
それは・・・・・、ごくごくシンプルな物、になります。
と言うのもですね、変わった物は大体お手入れするのに面倒な物が多いんですね。
素材や染色は大丈夫なのに、装飾品があるがためにクリーニング出来ないとか、プリントがされているためにシミ抜きが出来ないとか。
また、いいものになると段々とシンプルになっていくんです。
派手なデザインもなくなるし、余計なプリントもなくなります。
そして、染色も自然な色が増えていきます。
たとえば、カシミヤ。
カシミヤの高級品になると、デザインは本当にシンプルです。
王道と言ってもいいくらい、普通のオーバーが多くなります。
そして、色も茶色が多くなるんです。
これは、生地自体がとても品質が良く、そのままで勝負できるので余計な物はまったくしなくなるためなんですね。
ですから、色も生地本来の茶色になります。
黒や紺など濃い目の色を使う時は、何かしらの理由があるようです。
生地に色がついているとか・・・。
結果として、染めないと使えないなどの理由から染めてしまいます。
もちろん、これは最高級品の話ですから、どの衣類にも当てはまる物ではありません。
しかし、シンプルな物が良いと言うのは当てはまりそうです。
奇をてらった物は、その独特さゆえに問題も多くはらんでいます。
当然耐久性も劣る商品が多くなってしまいますね。
良い服が欲しい時は、基本に戻ってシンプルな物を選んでみてください。
投稿者 boribori : 23:58 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月03日
旅行する時はぜひ利用してくださいね。 ~府中市の助成金の話
今日は文化の日です。
明日お休みを取って4連休!と言う素敵なお客様がいました。
最近は連休が多くて、家族サービスもしなければいけないし、お父さんには正直厳しいんじゃないでしょうか。
働いている方が楽だ~、なんていう人もいたりしそうです。
そんな人に朗報。
知っている人はすでにご利用されているかもしれませんが、府中市では府中市指定の業者で旅行を申し込むと一人あたり1泊3000円助成金が出ます。
年間2泊まで。
先日この助成金を使ったお客様がいらっしゃいまして、本当に喜んでいました。
熱海までの旅行がずいぶんと安くなったとか。
家族で受けたらかなりの減額ですね。
府中市太っ腹です。
詳しい話はこちらからどうぞ。
こんなのをやっているから府中には人が集まるはずです。
他にもまだまだ私たちが知らない行政のサービスが山のようにありそう。
せっかくのサービスですから、皆さん有効に使いましょうね。
またご紹介できるものがありましたら、こちらでも取り上げてみたいと思います。
投稿者 boribori : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月02日
アイロンの要らない服?
義理の弟がセルフのガソリンスタンドで、服にガソリンをつけてしまったと言うのでしみになっていないかチェックをしました。
セルフのガソリンスタンド、まだ利用した事がないのですが、そんな事もあるんですね。
ガソリンはとても危険です。
シミになっているかも気になりますが、ガソリンは別の意味でも危ない。
揮発性が高く、常温でも引火するので火の気があるところには近づけません。
灯油などは常温では火がつかず、40度くらいから引火点に入ります。
ガソリンや灯油などはそのままでは火がつかないんですね。
一定の温度に達すると気化し始めまして、火がつくんです。
それを引火点と言います。
ガソリンの引火点は-40度以下ですから、常温ではすぐに火がついてしまいます。
また、ガソリンがついた状態で洋服と擦れると、化学火傷を起こす可能性もあります。
これはドライクリーニングでの溶剤の残留と同じで、体の脂分が取られてしまい起こるんですね。
とにかく、ガソリンがついてしまったと言うので、よく拭くかお風呂に入って体を洗うようにと言っておきました。
私がクリーニング業に入った頃に、一度灯油を頭からかぶった事があります。
その時は危険性に気付かずにしばらくそのままでいたんですが、社長に怒られてお風呂に入って体を洗い流しました。
しかし、時すでに遅く、所々赤く腫れ上がってしまいまして・・・・・。
本当に怖いですので灯油やガソリンは気をつけてくださいね。
さて、ガソリンがついた当の服ですが、すでに気化してしまったらしく、異常なし。
しみになっている様子もないので、心配なら一度洗った方がいいよと伝えておいたんですが・・・・・、よく見てみるとちょっと色が悪い。(-_-;)
茶色のチェックのズボンなんですが、本当ならもうちょっと色がいいはず。
これ水洗いしただろ?
と問うと、その通りだと言います。
アイロンをかけないとダメだよー、かけるともっと色が鮮やかになるよ、と言って、ズボンを拝借。
ぱぱっとアイロンをかけてしまいました。
アイロンをかけ初めて、横で見ていた義理の妹、本当に色が鮮やかになっていくのでもうビックリです。
きっと衝撃的だったんでしょうねえ。
バリっとするような生地ではなかったんで、アイロンをかけるようなものではなかったと思っていたらしいですね。
ここがよくある間違い。
よく、アイロンの要らない服を着ている、と言う方がいます。
でも、それはアイロンがいらないんじゃなくてアイロンをかけないで着ているだけなんですよね。
今回のように、ちょっとアイロンをかけるだけで色も鮮やかに見違えるようになります。
そう、本当にちゃんとした所へ着て行ける位に。
ちゃんとアイロンをかければ綺麗に見栄えも良く着る事が出来るのに、アイロンをかけないので普段着以下にしかならなくなってしまう事が多いような気がします。
本当にアイロンが要らない服なんでしょうかね。
その服の持っている可能性を潰していませんか?
で、何故アイロンをかけないか義理の妹に聞いた所、アイロンのイメージそのものが悪い。
スーツのようにバリッとしちゃうとか、生地の風合いがなくなるとか。
一般の人は確かにそうかもしれません。
でも、私たちプロは少なくとも、繊維によって掛け方を変えているんですね。
同じようにかけているように見えるでしょ?
でも、微妙に違うんです。
生地にも色々とあります。
たとえばスーツの生地のような物もあれば、ウールのセーターのような物もあります。
この二つを同じようにかけてしまっては、セーターの風合いがなくなりぺっしゃんこになってしまうし、スーツはへにゃへにゃで伸びきらないままになってしまいます。
生地に合わせたアイロンがけをするんです。
たとえば蒸気の出す量を変えていたり、生地から1mmほど浮かしてアイロンをかけていたり。
触るか触らないか位の繊細なタッチでかけていたりします。
奥が深いですよー、アイロンは。
プロのようには行きませんが、やはり家庭でも出来る事ならアイロンがけはして頂きたいですね。
色が鮮やかになりますし、何より着ていて気持ちがいい。
アイロン、たまにはかけてみましょう。
投稿者 boribori : 23:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月01日
文化の日は刑務所へいきましょう。
タイトル見てちょっとビックリ!して頂けると、ちょびっと嬉しかったりします。(笑)
11月3日にイベントがありまして・・・・・。
場所は府中刑務所。
府中刑務所文化祭が催されます。
どんな内容かと言いますと、出店があり、看守さんたちのライブがあり、矯正展があり、と言うような内容です。
矯正展とは、全国の刑務所で作られた製品の販売会のことを言います。
製品の内容も幅が広く、家具や革製品、食料品まで売られています。
神輿も売っていますね。
この刑務作業品、物凄くいいんですよ。
手間ひまかけて作られているので、質がいい。
しかも、市販品のほぼ半額で買う事が出来ます。
実は私のうちでもここで家具を買いました。
本棚と食器棚です。
すでに5年以上経過していますが、問題なく、とても使いやすく使わせていただいています。
配送もしっかりしていましたし、不具合があってもすぐ駆けつけてくれて直していただけますし。
意外と知られていない、いい商品なんですよね。
私が気に入って買ってきたのが、貯金箱。
ちょっと細工がしてある貯金箱なんですが、販売の方との話をしているうちに思わず買った!と言ってしまった品物です。
なんていったと思いますか?
『泥棒が作った貯金箱だから間違いない!』
ですって。
そういわれたらもう買うしかありません。(笑)
また人気なのは、パン。
いつも長蛇の列でなかなか買う事が出来ません。
お味噌や醤油、たまねぎなんかも長蛇の列ですね。
当日はこの刑務作業品の販売の他に、協賛しているお店もいろいろな物を販売しています。
ただ、刑務作業品に比べるとお値段が高いので買うときはよく注意して買ってくださいね。
府中刑務所文化祭にお出かけになる時は、注意がひとつだけあります。
それは、車で行かない事。
北府中駅から徒歩5分くらいの場所ですが、開始1時間ほどは正門からしか入れませんので、北府中からだと15分ほど歩く事になります。
府中駅から出ているバスの方が近いかもしれません。
付近は住宅街ですので、車を駐車するスペースはあるんですが、ちょっと止めるとすぐ駐車違反の切符を切られてしまいます。
30分も止めておけばレッカー移動されますので、付近への路上駐車は厳禁ですね。
近くにパーキングもありませんし・・・・。
なるべくおいでの際は公共交通機関をご利用して頂くのが良いと思います。
せっかく安くていいものを購入できたのに、駐車違反で罰金を払う事ほど馬鹿らしいことはありません。
刑務作業品を見てみたい方はこちらでも見ることが出来ます。
当日ライブをしてくださるデビルスのHPはこちら。
また、府中刑務所までの地図はこちら。
刑務所の文化祭は府中ならではのイベントです。
ぜひ、一度足を運んでみてくださいね。