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2005年05月13日

糸の撚り

糸は撚ってつくってあります。

撚ると言うのは、ねじってあると言いましょうか、数本の糸をねじって一本の糸にしているわけです。

この撚りによって同じ素材でも雲泥の差が出てしまう事があります。
強く撚ってある糸、強撚糸といいますがこれが結構厄介です。
この強撚糸、水に濡れると撚りを戻す性質があります。
どうなってしまうかと言うと、濡れたところがまるでシミのようにまあるくあとになるのです。

気づかないでしみ抜きをすると、そのまあるいシミのようなものがどんどん広がってしまうのです。

生地に面白みを出すために作り出されたものですが、こう言った側面もあるので注意が必要ですね。

投稿者 boribori : 2005年05月13日 23:10

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