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2005年03月01日
悲しい言葉
毎日仕事をしていると、嬉しい事が多いのですが中には悲しい出来事もあります。
今日はそんな話。
私たち商売人はお客様に商品(サービス)を提供してお金を頂いています。
お客様にたくさん利用して頂くことも喜びの一つですが、また別の喜びもあるのです。
それは、しみが落ちた時、綺麗になったとき、お客様にありがとうと言われた時。
汚れを落としている時は、綺麗にしてお客様の喜んでいる顔しか頭の中にありません。
何とかしてこの汚れを取って、綺麗にするんだ!という強い思いで仕事をしています。
時には、お客様へ衣類のお手入れのご提案をさせて頂く事もあります。
私たちは、クリーニングを通して衣類を長持ちさせる工夫を知っています。
ただ長く着れればいいというものではなく、生地もへたらず、色も鮮やかなままで着て頂ける方法を知っているのです。
それは特別な方法ではなく、定期的にクリーニングをする事だと思います。
汚れが長くついていると、落とすために衣類へダメージを与えてしまいます。
汚れたままの着用は、生地の磨耗を早めますし、良い事がありません。
ですから、私たちは早めのクリーニングをご提案しています。
しかし、この提案がしばしば誤解を招くのも事実。
『儲けたいだけだろ!』
『嘘ばかりつきやがって!』
などなど、悲しい言葉が返って来る事もしばしばです。
確かに、クリーニングで生計を立てていますが、汚れてもいないものまでクリーニングして儲けようと思ったことは今まで一度もありません。
ほとんどの業者さんがそうだと思うのですが、お客様のため・服が長持ちするようにとの願いから提案させて頂いています。
まだまだ私たちのアピール不足で誤解を受けてしまいますが、いつかお客様にこの思いが伝わるように、これからもご提案させていただきたいと思います。
投稿者 boribori : 2005年03月01日 23:45
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