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2004年11月30日
ドライクリーニングの始まり
ドライクリーニングの始まりについて、三浦綾子さんの『夕あり朝あり』と言う小説に詳しくかかれています。
日本でドライクリーニングをはじめて研究したのは、現在の白洋舎の創設者 五十嵐健治 氏です。
それまで日本では水洗いしかありませんでした。
石鹸などを使った商業洗濯も始まったのがペリーが日本へ来た時で、それまでは灰汁などで洗っていたようです。
五十嵐氏は時の文部大臣、牧野伸顕 氏のご夫人からオーストリアで水を使わないクリーニングの話を聞きます。
五十嵐氏はその話に大変驚き、研究に入ります。
水を使わないクリーニングなどがあったのか、と。
色々と失敗し、試行錯誤の末、ドライクリーニングを国内ではじめて完成させたのです。
驚いたことに、ドライクリーニングをすると水洗いをしたものとはまったく感触が違います。
さらっとしていて新品に近いような感触だったようです。
ドライクリーニングがする理由の一つ、それは水洗いと違いさらっと仕上がり新品に近いまま洗う事が出来るから、なんですね。
投稿者 boribori : 2004年11月30日 11:40